2017年9月 6日 (水)

セスジナガキマワリ

何度も撮っている甲虫ですが、ちゃんと名前を調べたのは今回が初めてです。体長約12mmで、セスジナガキマワリ Strongylium cultellatum で合っていると思います。クサギの幹にくっついてじっとしていましたが、口元をよく見ると樹皮を齧っていたようです。

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低い位置に下向きにとまっているので、顔面を撮るのに苦労しました。ゴミムシダマシの仲間には特異なご面相が多いようです。

(2017.08.06・明石公園)


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2017年9月 2日 (土)

ウシカメムシの産卵

藤棚を下から見上げていると、フジの葉に産卵しているウシカメムシがいました。
高い位置だったので背伸びしながらとりあえず2枚ばかり撮影して、次は枝を引き寄せてもうすこし高倍率で、というところでカメラの準備に少々手間取り、さあ撮ろうと目を上げた時には母カメムシは産卵を終えて立ち去っていました。
5年前にもこのカメムシがサクラの葉裏で産卵する場面を撮っているのですが(こちら)、その時も今回と同じようにちょうど産卵を終えるところだったのでした。次の機会には是非、産卵中をじっくり撮影したいものです。

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見つけた時は9個目の卵が出たところだったようですが、

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最終的には10個を産み付けています。前回も10個だったので、これがこの種が一度に産む標準的な数なのかも知れません。

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産みたては白一色で、写真映りがよくありません。

(2017.08.06・明石公園)

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2017年8月30日 (水)

ムナボシヒメグモ?のまどい

フジの葉裏に集まっていた子グモたち。「まどい」と呼ぶには数が少ないようで、すでに大半の子グモが広い世界へ旅立った後なのかも知れません。真ん中にいるのが多分彼らの母親でしょう。
これはムナボシヒメグモだと思うのですが、違うかも知れません。赤ちゃんグモの体長は0.4mmほどです。

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(2017.08.06・明石公園)

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2017年8月26日 (土)

マルカメムシの幼虫

クズの茎についていたマルカメムシの卵殻と幼虫たちです。
小さな方の幼虫は体長約0.7mmでおそらく1齢、大きい方が約1.5mmで2齢か3齢だと思います。

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(2017.08.06・明石公園)

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2017年8月24日 (木)

デーニッツハエトリ幼体

体長5mmほどのデーニッツハエトリ幼体です。
獲物はオオヒメグモのようですが、以前掲載した成体もやはりオオヒメグモらしきクモを捕えていました。好物なんでしょうか。

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(2017.08.06・明石公園)

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2017年8月22日 (火)

ヤマトキジラミ幼虫

ネムノキの葉に白い糸くずのようなものがたくさん着いていると思ってよく見ると、小さなキジラミがたくさん集まっていて糸くずに見えたのはキジラミの分泌した蠟物質でした。

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ヤマトキジラミ Accizia jamatonica の幼虫たちです。成虫は以前に掲載していますが幼虫は見たことがありませんでした。

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ここに写っているもので体長約0.8mmです。まだ若齢なのだろうと思いますが、これより大きなものは少なく、成虫の姿は全く見られませんでした。

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小さな体からこんなに大量の蠟物質が紡ぎ出されるのは不思議な感じがします。

(2017.08.06・明石公園)

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2017年8月20日 (日)

イヌビワの果嚢から出てくるイヌビワコバチ♀たち

イヌビワの実(果嚢)の一つに、黒いイヌビワコバチが数匹集まっていました。
しばらく見ていると、先端の鱗片の間から1匹づつ出てきているようです。これまで見たことのなかった、羽化した雌が脱出する場面に出会ったのかと思って喜んだのですが、モニタで確認するとどの雌も翅がちぎれていたり触角が切れていたりと、羽化したばかりには見えません。どうやら果嚢の中に入って産卵した雌が外に出てくるところだったようです。

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イヌビワとイヌビワコバチの関係は複雑でなかなか理解できませんが、いくつかのサイトで調べたところによると雌株の果嚢に入ったハチは受粉はしますが産卵できず、そのまま死んでしまい、雄株の果嚢に入ったハチは無事に産卵するとのことです。しかし雄の果嚢内で産卵した雌もそのまま死んでしまうと書かれているサイトもあり、ここに掲載した場面がどういう状態を表しているのか、よく分かりません。
また以前に一度だけ、果嚢を切開してその中で産卵している雌を撮影したことがありますが、その時は果嚢内に一匹しかいませんでした。今回一つの果嚢から出てきた雌はおそらく10匹前後になると思われますが、狭い空間でそんなに多数の雌が産卵するという光景を想像しかねています。

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果嚢の入り口にはハチが侵入する際にちぎれた翅が多数残っています。

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また1匹。

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この雌は翅が残っていますが完全ではなさそうです。

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こちらは触角が切れています。

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この雌は片方の触角と翅を完全に失っています。

(217.07.13・学が丘北公園)

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2017年8月18日 (金)

ナメクジハバチの一種の幼虫

ここしばらく野暮用が多くて、前回の記事から1週間以上経ってしまいました。
ナメクジハバチ属の幼虫はそらさんのところなどで写真は見ていましたが、自分の眼で見るのは初めてです。たしかに奇妙なイモムシで、こういう生き物が存在するということを予め知っていなければまず気がつかなかったと思います。

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エノキの葉の上にいました。体長は、真っすぐ伸ばせば7mmくらいでしょう。そらさんの撮られたものでは体を覆う粘液がほぼ無色透明でその下の複眼などの構造もよく見えていたのですが、こちらのは渋茶のような粘液に覆われてどうにか体節が確認できる程度です。

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こちらはやや大きい別個体です。

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黒っぽい複眼が辛うじて見分けられます。前方に飛び出しているのは脚でしょうか。

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脱皮殻もありました。これも葉の表側ですが、頭殻が残っていなければ何かの糞くらいにしか見えないでしょう。

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頭部を見る限りこちらの方が生きているものより虫らしく見えます。

(2017.07.13・学が丘北公園)

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2017年8月10日 (木)

ヒロオビジョウカイモドキ 求愛行動?

ヒロオビジョウカイモドキ Intybia histrio の雌雄のこういう行動は4年前にも一度見ていますが、今回も同じ公園の、前回見たサクラの木から100mほどしか離れていないトウネズミモチの葉の裏でした。単なる偶然なんでしょうが、こういうことは時々あるような気がします。

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写真をみて気付いたのですが、前回のつがいでは鞘翅の赤い帯が雄の方が幅広だったのに対して今回はそれが逆になっています。その点では雌雄差はないということでしょうね。体の大きさでは前回は雌の方が明らかに大きかったのですが今回はどちらも体長はほぼ同じで約約3.6mm、ただしやはり雌の方が少し太っています。

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前回見たのと同様、しばらく前進後退を繰り返した後互いの触角を絡み合わせるようにくっつけました。順調に運べばこの後交尾に至るのではないかと思いますが、今回も撮影で邪魔をしたせいか、やがて離れて別々に去っていってしまいました。

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最後は3枚目の写真の部分拡大です。雌が雄の触角を舐めているようにも見えますが、やはり雌を誘うための臭腺のようなものでもあるんでしょうか。正面から見た雄の触角はこちらに出しています。

(2017.07.13・明石公園)



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2017年8月 8日 (火)

ムラサキアツバの幼虫

伐採木に生えたキノコを食べていた幼虫です。
キノコに頭を埋めるようにして食事をしていたのですが、カメラに気づいて下のような格好で固まってしまいました。以前にも出したムラサキアツバの幼虫だと思います。体長は1cm足らずのようで、まだ若齢でしょう。

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(2017.07.13・明石公園)

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2017年8月 7日 (月)

キクイゾウムシ亜科の一種

マテバシイの幹を歩いていたキクイゾウムシです。 以前に疑問符つきでワシバナヒメキクイゾウムシ?として掲載したものによく似ていますが、今回の方が胸部がやや細長くてくびれが弱く、光沢が強く、また点刻もやや粗いように見えます。しかし体長はほぼ同じ(約3.7mm)なので同種の個体差なのかも知れません。

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(2017.07.13・学が丘北公園)

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2017年8月 4日 (金)

カタツムリのこども(オカチョウジガイ科?)

地面に落ちた枯れ枝を裏返すと出てきた小さなカタツムリです。
殻の高さが2.6mmほど、厚みもなさそうなのでた幼貝でしょう。ネット画像を探すとオカチョウジガイの仲間が似ているようなのですが、幼貝の画像は少なくて何とも言えません。

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こういう小さなカタツムリは透明感があってきれいですね。

(217.07.13 学が丘北公園)


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2017年7月28日 (金)

ケシデオキノコムシ属の一種?(?Scaphisoma sp.)

先日出したヨシブエナガキクイムシ?と同じ伐採木で、やはりキノコの上にいた小さなデオキノコムシです。体長は2mmくらいで、保育社の甲虫図鑑のデオキノコムシ科の属の検索表を、例によって写真で確認できないところは飛ばしながら大雑把に辿ってみると、ケシデオキノコムシ属 Scaphisoma が近そうです。

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(213.07.13・学が丘北公園)


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2017年7月25日 (火)

ヨシブエナガキクイムシ?

積み上げられた伐採木の、白い菌類に覆われたところで何かひょこひょこと動いているのでルーペで覗くと、細長い甲虫が潜り込もうとしているところでした。
頭が隠れているのでそっと引っ張り出してみればナガキクイムシの仲間のようですが、可哀そうなくらい沢山のダニにたかられています。
この場所でもここ数年の間に多数のコナラの木がナラ枯れの被害にあい伐採されているので、これがかの悪名高いカシノナガキクイムシかと早合点したのですが、帰宅して調べてみるとこれではありません。保育社の甲虫図鑑の説明やネット画像から判断するとどうやら同属のヨシブエナガキクイムシ Platypus calamus のようです。
例によって写真では図鑑の検索表に取り上げられている判別点が十分確認できないので、疑問符つきで種名を出しておきます。

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見つけた時はこんな状態でした。

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ルーペを覗いた時一瞬これが顔かと思いました。

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顔を見るために広いところに追い出しましたが、何度もさきほど頭を突っ込んでいた場所に戻ろうとします。

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体長は約3.3mm。

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意外に可愛らしい顔です。

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(2017.07.13・学が丘北公園)

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2017年7月22日 (土)

ベダリアテントウ

以前からイセリアカイガラムシが発生していたトベラの木で、ベダリアテントウ Rodolia cardinalis の成虫がたくさん羽化してきていました。

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下の、まだ体を半分蛹殻に入れたままで鞘翅の黒紋も出ていないのはおそらく雌なんでしょう、気の早い雄(多分)がすでに背中に乗っています。同属のベニヘリテントウ R. limbata と同じく、おそらくこのベダリアテントウも羽化の際一旦蛹殻から出て後翅を伸ばしてから再び蛹殻の中に戻ってしばらく過ごすのだろうと思います。

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こちらの雌雄はすでに交尾中ですが、やはり雌の黒紋はまだ十分色が出ていません。

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こちらも交尾中ですが、何と雌がお仲間の蛹を食べているように見えます。

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そしてこちらでも。

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ほんとうに共喰いをしているのか疑問に思ったので上の成虫を追い払ってみました。やはり食べていたようです。肉食のテントウムシでは幼虫の共喰いをよく見かけますが、成虫が蛹を食べるとはちょっと驚きました。

(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月20日 (木)

アラカシで夏を過ごすイスノフシアブラムシ

アラカシのひこばえで、アリを集めているイスノフシアブラムシを見つけました。
冬の間アラカシでよく見かけるイスノフシアブラムシ Nipponaphis distyliicola は春に有翅虫が現れてイスノキに移住しますが、一部の系統はイスノキに戻らず周年アラカシ(あるいはシラカシ)で繁殖を続けるそうです。
その夏の間アラカシで繁殖を続ける個体群を見たいと思いながら、冬の間に見ておいたひこばえが夏になる前に刈りとられていたり、また夏場には他の昆虫も多数出てきてそれらを追いかけるのに忙しいこともあって、確認することが出来たのは今回がはじめてです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月19日 (水)

オビマイコガ

昨日出したツヤヒョウタンカスミカメと同じアベマキの葉裏で見つけた小型の蛾です。翅の帯や前胸の眼状紋などの特徴がはっきりしていて、オビマイコガ Stathmopoda opticaspis で間違いないと思います。頭から翅端まで約4mmです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月18日 (火)

ツヤヒョウタンカスミカメ

ヒョウタンカスミカメの仲間ではこれまでにホソミツボシクロの3種を掲載していますが、今回はまた別の種です。アベマキの葉裏にいたものですが、葉をつまんでレンズを近づけると逃げ回るのであまり満足な写真は撮れませんでした。
日本産ヒョウタンカスミカメ族の図説検索(農業環境イベントリーセンター)と「日本原色カメムシ図鑑・第2巻」で調べてみるとツヤヒョウタンカスミカメ Pherolepis lucidus で間違いなさそうです。体長は約3mmです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月16日 (日)

キバガ科の一種

これはキバガ科の一種でしょう。ウバメガシの幹の割れ目からとび出してきて別の割れ目に落ち着いたところを撮影しました。
いつもの「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」の画像との比較ではフタモンキバガAnarsia bimaculata が似ていますが、斑紋の特徴が曖昧で決めかねます。頭端から翅端まで6.8mmくらいです。

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(2017.07.03・明石公園)

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2017年7月15日 (土)

クロヘリヒメテントウ?

サクラの葉裏にいた小さなテントウムシです。
甲虫図鑑の標本写真や検索表を見るとおそらくクロヘリヒメテントウ Scymnus hoffmanni だと思います。体長は約1.8mmです。
体長や体形、配色、被毛の状態、腹面の色など概ね検索表に合っていると思いますが写真で確認できない部分もあり、ネット上でも比較できる画像は少ないので種名は疑問符つきとしておきます。

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(2017.07.03・明石公園)


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