2016年10月 1日 (土)

モンキアシナガヤセバエの口器

先日も登場したばかりのモンキアシナガヤセバエです。昨日の記事と同じアベマキの幹から流れる樹液を吸っていました。
かなり臆病というか、警戒心の強い種で、近づくと動作を中止してその場を離れてしまうことが多いのですが、この個体は余程空腹だったのかレンズの前で樹液を吸い続けていました。

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非常に速く口器を出し入れするのでストロボを使ってもほとんどブレてしまいます。

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よく伸びる、面白い形の口器ですね。

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Monkiashinagayasebaea
GIFアニメにしてみました。たくさん撮った中から動作がつながるように適当に並べていますが、実際の動作はこれよりはるかに高速です。

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(2016.09.25・明石公園)

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2016年9月30日 (金)

オオキマダラケシキスイ

いつもの公園の、普段あまり足を向けない土手の上で幹から盛大に樹液を流しているアベマキを見つけました。
無数のハエが飛び回る中、樹液にまみれた木屑か何かが固まってマット状になったものを捲り上げてみると、下から大型のケシキスイが出てきました。体長が10mm近くあって、この仲間では初めて見る大きさです。
甲虫図鑑で調べてみても、まずその大きさから候補が絞り込まれました。オオキマダラケシキスイ Soronia fracta で合っていると思います。

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数匹いたのですが、覆いを取り去るとすぐに近くの割れ目や物陰に潜り込んでしまいます。

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体長約9.5mm。図鑑によれば「♂の前脛節はやや曲がりなた状にひろがる」そうなので、これはその雄でしょう。

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これは別個体。

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樹液の中からこんな幼虫も出てきました。

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体長は15mmくらいもありますが、これがクロキマダラケシキスイの幼虫ではないかと思います。

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その頭部。

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同じく尾突起。

(2016.09.25・明石公園)

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2016年9月29日 (木)

ヒメグンバイ・幼虫の脱皮

またか、という声が聞こえてきそうですが、ヒメグンバイの脱皮は初めてだったと思います。一口にグンバイムシと言っても色々ですから。
とは言え、先日のトサカグンバイの、同じ齢と思われる幼虫の脱皮の様子と比べてみると、同じものじゃないかと思うほどよく似ています。属も違うし、成虫なら見間違えようがないのですが・・・。

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脱皮後の体長は約1.3mm.

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無事、年長組に仲間入りできました。

(2016.09.25・明石公園)

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2016年9月28日 (水)

ヘクソカズラの葉のトビムシ類

ヘクソカズラグンバイに寄生されて汚れたヘクソカズラの葉の裏をルーペで眺めていると、2種類の小さなトビムシ類が見つかりました。寄生されていない健康な葉では見つからなかったので、これらのトビムシはグンバイムシの排泄物を目当てに集まってきているのではないかという気がするのですが、もちろん飽くまで想像です。

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葉裏の毛の間を動いてゆく黄色い点。はじめダニかと思いましたが、マルトビムシの一種でした。

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体長約0.35mm。

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こちらは大型の別個体、体長約0.56mm。

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こちらは約0.52mm。お尻の黒っぽい部分は排泄前の糞でしょうか。

同じ葉で細長いタイプのトビムシも見つかりました。

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アヤトビムシの仲間でしょうか。体長約0.8mmです。

(2016.09.25・明石公園)




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2016年9月27日 (火)

ススキアブラムシ属の一種(Melanaphis sp.)

ススキの葉の付け根あたりにアリが群がっているので覗いてみると、やはりアブラムシがいました。
「アブラムシ入門図鑑」で調べるとススキアブラムシ属 Melanaphis の一種のようですが、ススキのこの部位(葉舌の外側)で見られる同属普通種が3種あって、それらの区別はプレパラート標本によらなければ困難、とあります。今回の種もその3種のうちのどれかなんでしょう。

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集まっているアリはアミメアリです。

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大きな個体で体長1.4mmくらい。これで成虫でしょうか。

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一番小さな幼虫で体長約0.7mmです。

(2016.09.25・明石公園)

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2016年9月26日 (月)

ヒメイトカメムシ

キリの葉の裏のヒメイトカメムシです。
いつもの公園では、飛んできた種から勝手に伸びたような幼木の葉を探すと高い確率で見つかるのですが、大きく成長した木の葉ではあまり見られません。
キリの幼木の葉は差し渡し30cm以上にもなって、それを裏返して逃げ回る小さなカメムシを追いかけるのはなかなか厄介です。

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交尾中の雌雄。葉を裏返すと繋がったままカメラから逃げていきます。

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お腹の大きい方が雌でしょうね。

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体長3.2mmほどの幼虫です。多分これで終齢でしょう。

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こちらは体長約2.7mm。上の個体より齢が若いのでしょうか、腹端の形にずいぶん違いがあります。

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顔にピントが合っていませんが、成虫です。
よく見ると、触角や前脛節の黒い環状紋が左右で必ずしも一致していないことが分かります。

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こっちは幼虫ですが、環状紋はやはり左右で少しずれています。

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これは別の成虫の頭部です。額の上が半球状に膨らんでいて、一見水滴でも載せているように見えます。

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脱皮殻です。

(2016.09.25・明石公園)

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2016年9月25日 (日)

カモドキサシガメの一種の幼虫(Empicoris sp.)

アラカシの幹に白いクモの卵嚢のようなものがついていたのでよく見ると、その上にカモドキサシガメの仲間の幼虫が乗っていました。
マダラカモドキサシガメ属 Empicoris だと思いますが、以前に出したこちらこちら とは別の種のようです。この場所では以前にカワリマダラカモドキサシガメの成虫を撮っているのでひょっとしたらその種かもしれませんが、今のところ幼虫では調べようがありません。

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白い卵嚢(?)はすでに空き家のようで、この上に乗っていたのは偶然でしょう。

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撮影を始めると歩きはじめました。体長約3.6mm。

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複眼の下から後ろへ赤い線が続いているように見えます。

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触角のお手入れ。

(2016.09.25・明石公園)

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2016年9月24日 (土)

ホタルガ♀

古い写真が続きます。
カクレミノの葉にとまっていたホタルガです。

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触角が貧弱なので雌でしょう。

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頭部の鱗粉は青く輝いています。

(2009.09.19・明石公園)

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2016年9月23日 (金)

フキバッタの一種

日頃虫探しと言えば林の中ばかり歩き回っているのでバッタ類にはあまり縁がありません。真夏の強烈な日差しが苦手なせいもありますが、いつも徘徊している公園はどこも管理が行き届いていてちょっと開けた場所では雑草が伸びる間もなく刈られてしまい、虫を探すには木立の中へ入って行かざるを得ないという事情もあります。
その中でフキバッタの仲間は薄暗い林の中で見かけることが多いのですが、これもあまり真面目に撮ったことがありません。写真は7年前のものですが、この仲間は種の判別がなかなか難しそうで、今回あらためて調べてみたのですがよく分かりません。とりあえずフキバッタの一種としておきます。

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(2009.09.21・学が丘北公園)

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2016年9月22日 (木)

キボシマルウンカ

ネタ切れが続いています。

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(2010.09.21・神戸市北区 丹生山)

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2016年9月21日 (水)

アカマキバサシガメ

6年前の写真です。
クワの葉に上にいたアカマキバサシガメ。近付くと葉の裏へ回り込んでしまったので、葉を裏返し、逃げるのを追いかけながら撮影しました。
いつもの平地の公園では見かけない種ですが、少し山に入るとよく見つかります。しかしいつも今回のようにカメラを嫌って逃げていくので満足できる写真が撮れたためしがありません。

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(2010.09.21・神戸市北区 丹上山)

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2016年9月20日 (火)

シベリアカタアリ

ネタ切れにつきひと月ほど前の写真です。
ヤブガラシについたアブラムシを目当てにシベリアカタアリが集まっていました。

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アブラムシはワタアブラムシだと思います。

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ハンマー仕上げのような質感が魅力的です。

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腹部の黄斑は内臓が透けて見えているものだそうです。

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(2016.08.19・明石公園)

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2016年9月19日 (月)

クロスズメバチを捕らえたヒサマツムシヒキ

雄のヒサマツムシヒキがクロスズメバチを捕らえていました。
シオヤアブやアオメアブなど大型のムシヒキアブでは珍しいことではありませんが、このサイズのムシヒキがスズメバチ類を捕らえているのが面白いと思いました。

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(2016.09.12・舞子墓園)

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2016年9月18日 (日)

ホオノキコナジラミ?

今回もネジキの葉の裏をルーペで眺めていて見つけたものです。
コナジラミと言えば頼りにするのはHepotaさんのコナジラミ写真集です。ネジキをホストとする種にはホオノキコナジラミAleuroclava magnoliae (Takahashi, 1952)1種が挙げられていて、画像を見れば確かによく似ています。同種と考えてよさそうに思うのですが、ただ画像が収められている3個体はいずれも体長0.8mm前後なのに対して下の写真の個体は約1.2mmと、5割ほども大きいのが気になります。あるいは別種なのかもしれません。

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ピント位置の違う3カットを深度合成しています。

(2016.09.12・舞子墓園)


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2016年9月17日 (土)

グンバイカスミカメの幼虫と成虫

グンバイムシに関係した記事が続きますが、今回は当ブログでもすでに何度か登場しているグンバイカスミカメ Stethoconus japonicusです。昨日の記事のアザミウマと同じ、トサカグンバイに寄生されたネジキの葉裏で見つけました。

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まず、体長1.2mmくらいの幼虫です。以前掲載したものより少し大きいのですが、同じ齢かも知れません。

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撮影を始めてしばらくの間じっとしていたのですが・・・。

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急に動いたかと思うと獲物を捕らえていました。体長0.6mmほどのトサカグンバイの幼虫です。

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カメラを警戒しているのか口吻に獲物をぶら下げたまま歩きはじめました。すぐそばにいるグンバイ幼虫は逃げる様子もありません。

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獲物がすぐに動かなくなるのは、口吻から毒液でも注入されるからでしょうか。

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別の葉には羽化したばかりの成虫がいました。

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時間が経つとこちらのような体色になります。

(2016.09.12・舞子墓園)

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2016年9月16日 (金)

不明アザミウマ幼虫とクロトンアザミウマ

一昨日の記事に続き、トサカグンバイに寄生されたネジキの葉の裏で見つけた微小昆虫。最初トサカグンバイの孵化幼虫かと思いましたが、モニタを確認するとアザミウマの幼虫でした。
腹端に自らの排泄物らしき小球をくっつけたまま歩き回っているのは以前掲載したアカオビアザミウマの幼虫と同じですが、種は違うようです。

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まだ若齢でしょう。体長は0.7mmくらい。

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こちらは約0.9mm。

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0.9と0.6mmくらいの2匹。

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画面左は0.8mmくらいのトサカグンバイの幼虫です。

同じ枝の別の葉にクロトンアザミウマの成虫がいました。
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体長約1.4mmです。
上の幼虫もこの種なのかも知れませんが、どちらも多くは見つからなかったので確かなことは言えません。

(2016.09.12・舞子墓園)

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2016年9月15日 (木)

ナシグンバイの卵に産卵するホソハネコバチ科の一種

昨日掲載したホソハネコバチを撮影した後、ひょっとするとこのハチは他のグンバイムシの卵にも産卵しているのではないかという気がしてきました。そこで手始めにナシグンバイに寄生されたサクラの葉裏をルーペで探してみると、いました。やはりホソハネコバチ科 Mymaridae のようで大きさ(体長約0.37mm)も変わりませんが、昨日のものとは別の種です。

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黒いタールのようなものはナシグンバイの排泄物だと思いますが、その中のあちらこちらに噴火口のような卵の首?の部分が顔を出しています。ハチはその間を歩き回りながら手当たり次第に産卵を繰り返していました。

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目標を定め、

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産卵管を引き出し、

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突き刺します。

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昨日の種と同様、細い前翅に長い総毛。

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光の当たり方によっては翅が虹色に反射します。

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産卵管は常に「火口」の側面を狙って突き刺しているようです。上面(孵化の際に開く「蓋」の部分)は防備が固いのかも知れません。

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触角は7節か8節でしょう。

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ふ節は5個に見えます。

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額を走る横溝はホソハネコバチ科の特徴の一つです。

(2016.09.12・舞子墓園)




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2016年9月14日 (水)

トサカグンバイの卵?に産卵するホソハネコバチ科の一種

トサカグンバイに寄生されたネジキの葉の裏をルーペで眺めていると、1匹の微小なハチが歩き回っているのが見えました。寄主を探索中の寄生バチに違いないと思って撮影を始めると、やがて一面に散らばったタールの滴のような黒い塊の一つの上に乗って産卵管を突き刺しました。
ハチが産卵した黒い塊の中にはおそらくトサカグンバイの卵が生みこまれているものと思われます。これまでに見たナシグンバイヒメグンバイアワダチソウグンバイの卵のような瓶の口状の構造がないので単なる排泄物のようにも見えますが、ハチが産卵していることからもこの中にグンバイムシの卵が入っていると考えて良いでしょう。
グンバイムシはアブラムシと同じように多数の個体が集合してコロニーを作るのに、この仲間をホストとする寄生者を見たこともなければネット上でもそれについての情報が(探し方が悪いだけでしょうが)見つからず不思議に思っていたのですが、これで一つは確認できたわけです。
ハチの方は体長が約0.38mmで、10倍のルーペを使っても簡単には見つからない大きさです。はじめタマゴコバチ科かと思ったのですが、写真をよく見るとホソハネコバチ科 Mymaridae のようです。昆虫の中でも最小クラスの種を含むことで知られる科ですが、実際にこれほど小型の種を撮影したのも、産卵行動を見たのもこれが初めてです。

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前翅はシャモジ状で長い総毛に縁どられています。

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脚のふ節は4節か5節に見えます。

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こちらのように額のあたりに1本の横溝を持つのもこの科の特徴だそうですが、この写真ではそれがはっきり確認できるとは言い難いですね。

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寄主を探っています。
触角は9節でしょうか。The Australian Genera of Mymaridaeという資料にこの科のさまざまな属の顕微鏡写真が掲載されていますが、その中にこれとよく似た構造の触角が見られます。雄では各節の太さと長さが均等で節数も多く、全体では糸状になるようです。

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この黒い塊の中にグンバイムシの卵があるのでしょう。

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産卵管を突き刺しました。

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産卵管は大きな抵抗もなく入っていくように見えます。
この雌は数か所で産卵した後、小さな翅を拡げて飛び去ってしまいました。その後別の葉でも同種と思われるハチを2匹目撃しましたが、どちらもカメラの視野に捉える前に見失ってしまいました。

(2016.09.12・舞子墓園)


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2016年9月13日 (火)

イスノキエダナガタマフシとイスノフシアブラムシ

いつもの公園のイスノキに大きな虫こぶがたくさんついていました。イスノキエダナガタマフシだと思います。
実は6年前にも同じタイトルの記事を出しています。その時掲載した写真の虫こぶは形が曖昧で別種の可能性もありそうだったのですが、今回のものはイスノキエダナガタマフシで間違いないでしょう。
形成者はイスノフシアブラムシ Nipponaphis distyliicola で、「虫こぶハンドブック」によれば「11月頃有翅胎生虫がアラカシなどに移住、春に有翅産性虫を生じ、これがイスノキに戻る」ということです。この場所でも冬の間、アラカシの枝でこのアブラムシをよく見かけています。

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形はイチジク状で先端に棘状突起があり、長さは5cmくらい。左後方の茶色いのは去年かそれ以前の虫こぶでしょう。

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1個を割ってみました。

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中はアブラムシと、綿のような蠟物質が一杯です。

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中でも大きめ(体長0.7~0.8mmくらい)で多量の蠟物質を纏ったものが成虫でしょうか。

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体長0.5mmくらいの幼虫たち。

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虫こぶの中を覗いていて面白いと思ったのは、その住人がちょっとした風にも簡単に吹き飛ばされたり、僅かな振動でも足場を失って転げまわるということです。普通の枝葉で暮らしているアブラムシにとっては死活問題であるはずですが、閉ざされた虫こぶの中ではどちらに転んでも食事にあぶれる心配は無いということでしょうか。

(2016.09.02・明石公園)

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2016年9月12日 (月)

トビコバチ科の一種

クサギの葉を裏返してみると、白い卵にトビコバチが乗っていました。産卵中かと思って慌ててレンズを向けましたが、しばらく卵の周囲を歩き回っただけで飛び去ってしまいました。
後で写真をよく見ると卵にはすでに穴が開いていて中は空っぽのようなので、つまりこのハチは寄主の卵の中で羽化し脱出してきたばかりだったのかも知れません。

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卵の直径は約1.9mm。スズメガのような大型の蛾のものではないかと思います。

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ハチの体長は1mmくらいでしょう。同じような外見のトビコバチはこれまでにもたくさん撮影していますが、それらのうちのいずれかと同じ種なのかも知れません。

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ちょっとピンボケですが、卵にはすでに穴が開いています。

(2016.09.02・明石公園)

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