2017年12月12日 (火)

マルロモナス属の一種(Mallomonas sp.)

今回も動画のみです。
不等毛類、黄金色藻類のマルロモナス(ミノヒゲムシ)属 Mallomonas の一種だと思います。1本の鞭毛を伸ばして移動しているのですが、その鞭毛の動きが下の動画ではときどき、辛うじて見えています。細胞長は18μmくらいです。

(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月11日 (月)

ペラネモプシス属の一種(Peranemopsis sp.)

今回も動画だけです。
ゴミの間をゆっくり動いているのは鞭毛虫の仲間でペラネモプシス属 Peranemopsis の一種だと思います。蓑虫かトビケラの幼虫みたいに沢山の砂粒で細胞を覆っていて、そこから長い鞭毛が1本出ています。細胞長は約15μmです。

小さいので、スマホ画面では鞭毛の動きは見えないかも知れません。

(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月10日 (日)

ストロンビディウム属の一種?(?Strombidium sp.)

先日出したドロワムシを追いかけている最中に、突然視野に飛び込んできた生き物ですが、今回は動画だけです。
繊毛虫の仲間の、ストロンビディウム属 Strombidium の一種ではないかと思っているのですが、違うかも知れません。高速で泳ぎ回っていましたが、やがて動きを止めたと思えば急速に死んでしまったようです。繊毛虫を観察しているとよくこんなことが起きますが、どうしてでしょうね。




追尾が下手くそで見苦しい点はご容赦ください。細胞長は70μmくらいです。

(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 9日 (土)

ディセマトストマの一種(Disematosutoma sp.)

これはゾウリムシの仲間の、ディセマトストマ属Disematosutomaの一種だと思います。扁平な体形で、以前にも紹介したフロントニア属(Frontonia、クチサケミズケムシ)に似ていますが、細胞の前端は丸みがあり、後端はやや尖るのが特徴の一つだそうです。実体顕微鏡で覗いていると、「淡水微生物図鑑」(月井雄二著)の説明にあるようにシャーレの底を這うように動いていました。

Img_56412

Img_5651

Img_5655
スケールバーは100μmです。

次の2枚は観察中に水分が蒸発してカバーガラスに押さえられ、細胞が扁平になった状態です。

Img_5724
珪藻類をたくさん食べているようです。

Img_5725
フロントニアと同様、細胞表層には無数のトリコシスト(毛胞)が並んでいます。

動画です。

次の動画では、ディセマトストマが糸状藻を食べようとする場面が見られます。なんとか呑み込もうとかなり頑張っていましたが、いかんせん獲物が長過ぎて失敗に終わりました。それにしても、よく伸びる体ですね。



(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 6日 (水)

ハオリワムの一種 (Euchlanis sp.)

これはハオリワムシ属 Euchlanis の一種だと思います。

Img_57482_2

Img_57392_2

Img_57412_2

Img_57443_2
スケールバーは0.1mmです。

動画です。

(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 2日 (土)

ドロワムシの一種(Synchaeta ?stylata)

昨年も出しましたが、ドロワムシの一種です。
前回よりも動画が綺麗に撮れたので再登場です。
まずは静止画から。

Img_55492_2

Img_55542_2

Img_55512_2
スケールバーは0.1mmなので、体長は0.4mm足らずです。

動画です。

途中で緑色の排泄物を出すのが見られます。


(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年12月 1日 (金)

コスルニア属の一種 Cothurnia sp.

透明の殻(ロリカ lorica と呼びます)に収まったツリガネムシの仲間です。
淡水微生物図鑑(月井雄二著)を見るとプラチコラ・ピキシコラ・スリコラ・バジニコラと、同じような形のもが数属紹介されていますが、殻の形や大きさ、蓋がないこと、細胞に柄がなく後端部で直接殻に付着していること、などからコスルニア属 Cothurniaと判断しました。

Img_547622
細胞が殻の中に引っ込んだところ。

Img_54782
顔を出して繊毛を拡げたところ。
スケールバーは50μmです(以下同じ)。

同じものの動画です。

シャーレから採ってスライドガラスに載せ、カバーグラスで覆ってからしばらくの間は頻繁に顔を出して繊毛を動かしているのですが、間もなく引っ込んだきりなかなか出てこなくなります。動きを制限しないように水をかなり厚めに保つよう気をつけているのですが、それでも何か環境の変化を感じるんでしょうね。

次は別の細胞を照明法を変えて。

Img_54922
同じ殻の中に小さな娘細胞が同居しています。

Img_54982
先端近くに収縮胞がありますが、次の動画ではその消長が見られます。

最後にもう一つ動画を。

ちょっと見えにくいのですが、左側の殻には二つの細胞が入っています。

(2017.11.30・明石公園 桜堀にて採集)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月28日 (火)

ハラビロクロバチ科の一種

4日前の記事と同じ、伐採木の木口で見つけたハラビロクロバチの一種です。
腹端が細長く伸びているところは冬の間葉裏で越冬しているのをよく見かける Synopeas属の雌に似ていますが、Synopeasとは違って腹部が大きく括れることなくすんなり伸びた形で、おそらく別属でしょう。
体長は約1.5mmです。

_dsc9375edit2

_dsc9385edit2

_dsc9365edit3

_dsc9356edit2

(2017.11.17・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月26日 (日)

カシムネアブラムシとキイロシリアゲアリ

アラカシの樹皮の割れ目の中にいたキイロシリアゲアリとカシムネアブラムシ。
カシムネアブラムシ Dermaphis japonensis はこのブログでも何度か登場していますが、以前の記事に青木重里さんからいただいたコメントによると有翅虫が真冬に出現するそうです。この冬にでも一度見たいものですが、さてどうでしょうか。

_dsc9429edit2

_dsc9434edit2

_dsc9437edit2

(2017.11.17・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月24日 (金)

不明ハエ

先ごろの台風で倒れたアベマキの幹がいくつかに切り分けられていて、その木口を小さなハエが忙しそうに歩き回っていました。
翅をひらひら動かしたり前脚をふり上げたりする様子が捕食性を思わせ、その前脚も腿節が太くて捕獲肢のようにも見えます。オドリバエ科か、と思いましたが触角が違いますね。
翅脈が読み取れる写真があれば科の見当くらいはついたと思うのですが、残念ながらその前に逃げられてしまいました。

_dsc9333edit2
体長は約2.7mm。

_dsc9325edit2
時々前脚を、平泳ぎでもするように動かします。

_dsc9327edit2
触角刺毛は羽毛状。

_dsc9340edit2

(2017.11.17・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月22日 (水)

ウロコアシナガグモ幼体

アベマキの葉裏で獲物を捕らえていたウロコアシナガグモの幼体です。

_dsc9414edit
最初獲物はキノコバエかと思いましたが…。

_dsc9419edit
この触角は雄のタマバエでしょうね。

(2017.11.17・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月20日 (月)

ハラビロカマキリ

アベマキの幹でじっとしていたハラビロカマキリです。
お腹の大きな雌ですが、かなりくたびれて翅も傷んでいます。今年は冬の到来が早いようですが、これから産卵場所を探すんでしょうか。

_dsc0522edit

(2017.11.17・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月18日 (土)

ナメクジハバチの一種の幼虫

この奇妙な幼虫は今年の7月に初めて見たばかりで、これで2度目です。
前回はエノキの葉の上にいましたが、今回はすでに色づいたサクラの葉に乗っかっていました。見たところ同じ種のようですが、別種なのかも知れません。

_dsc9144edit
体長は約9mm。

_dsc9088edit2
正面から見ると左右の単眼が辛うじて見えるような、見えないような。

_dsc9159edit2
お顔を拝見と裏返してみるとこんな風に丸まってしまいました。

_dsc9179edit2
ハバチ幼虫と言えば頭部の真ん丸なのが多い気がしますが、これはちょっと細面ですね。

_dsc9184edit2
頭の横に伸びてきているのは肉状突起でしょうか。

_dsc0516edit
別の葉の上にいた、同じくらいの大きさの個体ですが。

_dsc9201edit2
こちらは糞を出したところでした。

(2017.11.17・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月13日 (月)

ヒメカゲロウ類の幼虫

エノキのひこばえの、葉の裏にいたヒメカゲロウ類幼虫です。
大アゴを含めて体長は3.5mmほど。すぐに歩き始めたのを追いかけながら撮りました。

_dsc8306edit

_dsc8308edit

_dsc8311edit2

_dsc8331edit2

同じ脈翅目のコナカゲロウ幼虫と同様、太くて長い下唇鬚が目立ちます。

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月10日 (金)

ナガコバチ科の一種 ?Neanastaus sp.

クズの葉を裏返して見つけたコバチです。
体長約2mmで、はじめトビコバチあたりかと思って撮影を始めたのですが、モニタを確認すると初見のナガコバチ科、しかもお馴染みの Neanastaus albitarsis にとてもよく似ています。
N. albitarsisは主に冬の間、葉裏などでかなり普通に見かける種ですが、このあたりで見かけるナガコバチ科の中でも際立って長大な中脚や美しい配色、翅をやや持ち上げた静止姿勢など、多種との違いが一目でわかる独特の特徴を持っています。今回見つけた種もそれらの特徴を共有していますが、大きさや色などに顕著な違いも多く、明らかに別種でしょう。
上のリンク先の記事にezo-aphidさんから寄せられたコメントによれば日本で記録されているNeanastausはalbitarsisただ一種ということですが、今回の種も特徴の一致点の多さから考えて同属の可能性が高いのではないかと思っています。

_dsc8195edit2

_dsc8205edit2

_dsc8206edit2

_dsc8181edit2

_dsc8217edit2

_dsc8192edit2

採集して深度合成撮影を試みました。

Neanastaus_sp1

Neanastaus_sp3

Neanastaus_sp2

相変わらずフリーソフトの Combine ZP を使っていますが、脚などの重なり合った部分がどうしても綺麗に合成されません。有料ソフトを導入するべきなんでしょうね。

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 8日 (水)

コカゲロウの一種・♂

この公園で見かけることのある、ほとんど唯一のカゲロウ類です。葉の裏にぶら下がっていたのですが、葉を持ち上げて撮影していると上面に移動してきました。
ネット上でサホコカゲロウ Baetis sahoensis としてよく似たものが紹介されていますが、近似種も多いそうなので決められません。体長は約5mmです。

_dsc0184

_dsc8267edit

_dsc8246edit2

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 6日 (月)

ホシヒメヨコバイ・幼虫の脱皮

クズの葉の裏でヨコバイの幼虫が脱皮していました。こちらと同じ、ホシヒメヨコバイ Limassolla multipunctata だと思います。

_dsc8083edit
もっと早い段階で見つけられれば良かったのですが。

_dsc8097edit

_dsc8104edit

_dsc8122edit2
脱皮完了後しばらく歩き回っていましたが、やがて葉脈の間の窪みに落ち着きました。体長は約1.7mmです。

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 4日 (土)

不明クモの幼体

切り株の上を歩いていた小さなクモです。多分幼体でしょう。
腹部にいぼ状の突起がたくさんあってなかなか面白い格好なんですが、例によって種名の見当がつきません。体長は2mmくらいです。

_dsc8005edit

_dsc8014edit2

_dsc8045edit2

_dsc8047edit

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 2日 (木)

アメリカミズアブ

数日前にそらさんのところにも登場したアメリカミズアブです。モチノキの幹に上向きにとまって左右の触角を交互にゆっくり上げ下げしていました。
ほとんど全身真っ黒で地味なアブですが、この複眼はいつも撮りたくなります。

_dsc7948edit
こうして見れば複眼の模様は厳密な左右対称ではありませんね。

_dsc7952edit
1枚目とはストロボの位置と角度を少し変えています。どちらが良いとも言えませんが、複眼間の顔面の感じがずいぶん違って見えます。

_dsc7963edit4
数えた人はいるのかな。

_dsc0133

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年11月 1日 (水)

ネコハエトリ♀

このところ野暮用が増えた上にお天気のめぐりあわせも極めて悪く、10月丸々ひと月間更新をサボってしまいました。
で、本日ようやく約40日ぶりの虫撮りに出かけてきたのですが、散々探しても出てくるのは毎度おなじみの顔ぶればかり、その中で一つだけちょっと面白そうなのを見つけたのですがそれについてはまた改めて記事を書くことにして、今日のところはお馴染みさんの中からネコハエトリさんの顔でご勘弁願います。

_dsc8351edit

_dsc8362edit

(2017.11.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«クサカゲロウ類の幼虫