2019年5月22日 (水)

マルトビムシの一種

イヌビワの葉裏を歩いていたマルトビムシの一種です。
広い緑葉の上を緑色の点が動いていくので、私の老眼でも見つけることが出来ました。

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体長約0.8mm。こちらの黄色いのにちょっと似ているようですが、今回のものは下の写真のように顔の真ん中に黒い紋があります。
しばらくカメラで追っているとやがて立ち止まって何か食べ始めました。

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透明の袋のようなものを食べているらしいのですが、何なのかわかりません。

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何でしょうね。

(2019.05.18・明石公園)

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2019年5月21日 (火)

クサカゲロウの卵

シャリンバイの葉裏になにか綺麗なものが見えます。

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クサカゲロウ類の卵に水滴がついたもののようですが・・・。

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葉裏ではナシミドリオオアブラムシの幼虫が集まってせっせとお食事の最中です。クサカゲロウの雌は生まれてくる子どもたちのために食料源の真ん中に卵を産み付けたんでしょうね。

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ところがその卵は将来の獲物となるべきアブラムシの排泄物をもろに被ってこんな状態に。

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孵化したクサカゲロウの幼虫たちは無事に獲物のいる場所に辿り着けるんでしょうか。

(2019.05.16・明石公園)

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2019年5月20日 (月)

クスノキの葉裏の不明物体

昨日の記事のクストガリキジラミを探している時に、同じクスノキの葉の裏に変なものを見つけました。

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径4mmくらいのほぼ円形で、クモの卵嚢にしては平べったい形です。

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少し拡大してみました。どうもクモの糸のようではありません。

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更に拡大。即席麺を透明にしたような感じです。太さは大体0.025から0.05mmくらい。

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どうも動物由来のもののように見えません。クスノキの葉から生じた真珠体のようなものでしょうか。見当がつきません。

(2019.05.16・明石公園)

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2019年5月19日 (日)

クストガリキジラミ若齢幼虫

クスノキの新葉を裏返してクストガリキジラミ Trioza camphorae の幼虫を探してみると、期待通りの小さいのが見つかりました。

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左の個体が体長約0.33mm、右の大きい方が約0.88mm。1齢と2齢ではないかと思いますが、同齢かも知れません。

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これは約0.36mmの個体。カシトガリキジラミの幼虫(多分1齢)によく似ています。葉面の白い米粒のようなものは気孔です。

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横から見るとすでに葉面が陥没し始めています。

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脱皮殻もありました。

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葉表から見て、斑点状に白っぽくなった部分が寄生部位です。

(2019.05.16・明石公園)

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2019年5月18日 (土)

モグリチビガ科の一種

カエデの葉に乗っていた小さな蛾です。
モグリチビガ科で検索すると、お馴染みのそらさんのところをはじめたくさんの画像が出てきます。多くは下の写真のように翅に銀色の帯がありますが、帯の本数や位置、太さは様々で、かなりの種数があるように見えます。この個体もモグリチビガ科には間違いないと思いますが、種までの同定は難しそうです。大きさは翅端まで約3.3mmです。

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(2019.05.12・丹生山)

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2019年5月17日 (金)

イボヒラタカメムシ

これはイボヒラタカメムシ Usingerida verrucigera だと思います。倒木の上にいました。

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体長は約7.5mm。

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革製品のような質感が好きです。

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(2019.05.12・丹生山)

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2019年5月16日 (木)

ヒラタヤスデ科の一種

山道わきに転がっていた倒木の樹皮を剥いでみると、右往左往するオオハリアリの集団の中にピンク色のヤスデがいました。
撮影時は脱皮直後の体色かと思ったのですが帰宅して検索してみると同じような色のヤスデの画像がいくつも出てきます。中でもBABAさんが掲載されているものがよく似ていて、同種かも知れません。
そのBABAさんも書いておられるようにネット上ではヤマシナヒラタヤスデとしてよく似た画像が出てきますが、他にも似た種がありそうなのでBABAさんに倣ってヒラタヤスデ科の一種としておきます。

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体長は約13mm、胴節は43か44だと思います。画面右下にちらりと1匹写っていますが、オオハリアリの群れと同居していて攻撃されないのが不思議です。

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(2019.05.12・丹生山)

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2019年5月15日 (水)

カノコマルハキバガ

カノコマルハキバ Schiffermuelleria zelleri です。最近BABAさんのところに登場したのを憶えていたのですぐに名前が分かりました。頭端から翅端まで約11mm。小さいけれどとても綺麗な蛾です。

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先の白い触角を交互にゆっくりと動かしていたので動画も撮りました。



蛾を載せた葉は風に揺れ、カメラを持つ手も震えて見苦しい画面ですがご勘弁を。

(2019.05.12・丹生山)

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2019年5月14日 (火)

ヒメクチキムシダマシ

倒木の上を歩いていた小甲虫ですが、カメラを近づけると樹皮の窪みに逃げ込んでしまいました。それでもしつこく撮影しているとどんどん狭い場所に入り込んでしまって、しばらく待っていましたが出てきてはくれませんでした。
体長は約3mm。図鑑を調べるとクチキムシダマシ科のヒメクチキムシダマシ Elacatis ocularis のようです。

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ダニを数匹つけています。

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(2019.05.12・丹生山)

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2019年5月13日 (月)

ルリタテハ幼虫

何気なく道端のサルトリイバラの枝を持ち上げてみるとこの刺だらけの幼虫が目に入って、思わず手を離しそうになりました。
このルリタテハの幼虫は9年前の秋にも出していて、今回は季節は違いますが場所は同じです。いつも徘徊している近所の公園ではまだ見たことがありません。

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いきなり枝を持ち上げたせいか、見つけた時にはお馴染みのこの姿勢でした。大きさや棘の色からみて終齢だと思うのですが、9年前のものとかなり体色が異なります。それが季節の違いによるものか、あるいは齢が同じではないのか、参考にネット画像を見てみると同じ終齢と思われる個体でも体色にはいろいろなタイプがあるようで、よく分からなくなってしまいました。

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じっとしているので背中の刺のアップを。

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アップを撮るために葉をつまんでいた手を離し、移動の準備をしてからふと見れば幼虫はもりもりと葉を食べている最中でした。

(2019.05.12・丹生山)

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2019年5月12日 (日)

フタホシコヤガ

強い日差しを浴びてまどろんでいた(?)フタホシコヤガ。
「二星」のピンク色の鱗粉がとても綺麗で、アップで撮っておこうとして枝にちょっと触れたとたん飛んで行ってしまいました。

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(2019.05.08・学が丘北公園)

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2019年5月10日 (金)

ヨツメハネカクシ亜科の一種(?Eusphalerum sp.)

ヒメジョオンの花で花粉を食べていたハネカクシです。
7年前の記事にもよく似た種を出していて、Eusphalerum 属かOmalium 属あたりと見当をつけていましたが、そちらは腹部の色が黒っぽく、ほぼ全身が黄褐色の今回の個体とは異なります。
とりあえずEusphalerum
(ハナムグリヨツメハネカクシ属)で検索してみると、Aclerisさんのいもむしうんちは雨の音(旧)によく似た種の標本画像が掲載されていました。交尾中の雌雄を採集されたもので、やはり雄の腹部が黒色です。ニホンハナムグリヨツメハネカクシ Eusphalerum japonicum と同定されています。
下の写真ではAclerisさんが同定に使われた特徴をすべて確認することは出来ませんが、ご近所でもあり、7年前のものが同種の雄で今回のものが同じく雌という可能性が高いと思います。

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体長は約2.7mm。

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複眼の間に単眼が一対見えます。ヨツメハネカクシ亜科 Omaliinae の特徴なのだそうです。

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(2019.05.08・学が丘北公園)

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2019年5月 9日 (木)

コナラの葉のゴールを吸うケブカキベリナガカスミカメ

今頃の季節に見かけることの多いケブカキベリナガカスミカメです。
この日もコナラの葉で何匹か見つけましたが、そのうちの1匹が葉裏で虫こぶに口吻を突き刺していました。

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以前に何かの繭を吸っているのを見たことがあるので、今回も虫こぶの中の幼虫か蛹を吸っているのかと思いましたが、この虫こぶはすでに穴が開いていて、中の虫は羽化・脱出した後のようです。

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その葉をつまんで撮影を始めるとカメムシは葉表に回ってしまいましたが、それでも反対側から同じ虫こぶに口吻を突き刺して吸い始めました。葉の他の部分より味がいいのでしょうか。

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やがて虫こぶから口吻を離し、今度は葉の主脈に攻撃を始めました。

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(2019.05.08・学が丘北公園

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2019年5月 8日 (水)

トビコバチ科の一種(?Ericydnus sp.)

7年ぶりに再会した翅の長いトビコバチです。
前回の記事では ezo-aphid さんにご検討いただいて Ericydnus 属の一種らしいことが分かっています。
今回も雌で、体長は約2.1mm、翅端まで約2.8mmで、前回の個体とぴったり同じです。コナラの葉裏にいました。
撮影した季節も同じで、春に羽化する種なのではないかと思います。

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(2019.05.05・松が丘公園)

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2019年5月 7日 (火)

コヨツメアオシャク

昨日の記事のイヌビワシギゾウムシと同じイヌビワの葉裏にいたコヨツメアオシャクです。

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触角が隠れていて性別が分かりません。開張約24mm。綺麗な蛾ですが、普通種ですね。

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四ツ目のうちの一つ。

(2019.05.05・松が丘公園)

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2019年5月 6日 (月)

イヌビワシギゾウムシ

散歩がてらに行ってみた近所の小公園でイヌビワシギゾウムシを見つけました。
イヌビワの実に口吻を差し込んでいるのでこれが雌であればこの後産卵か、と期待しましたが枝を摘んで撮影を始めると回れ右をして立ち去ってしまいました。残念。

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(2018.05.05・松が丘公園)

 

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2019年5月 5日 (日)

クモマルトビムシ科の一種(?Ptenothrix sp.)

こちらと同じ種だと思います。
別に目新しいこともないのですが、久しぶりに撮影したのでお顔だけ。

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どちらかと言えば悪人面ですね。

(2019.04.23・明石公園)

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2019年5月 4日 (土)

ビンガタカラムシの一種(Favella sp.)

近所の海で採集したビンガタカラムシ(Favella)の一種です。
繊毛虫の一種で、すでに2年前にも出しているのですが、今回は動画も撮りました。前回の記事にも書きましたが、撮影しようとしてカバーガラスの下に閉じ込めると短時間で弱ってしまうことが多いので、同じ個体を追い続けるということがなかなかできません。というわけで下の1枚目と2・3枚目は別個体です。

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元気な間は非常に活発に泳ぎ回り、低倍率でも追いかけるのは大変です。

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透明の殻に収まったツリガネムシと言ったところでしょうか。

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細胞が死んでも殻は損なわれずに残るので、種の同定はもっぱらこの殻の形態に拠っているそうです。

動画です。

(2019.04.26・西舞子海岸にて採集)

 

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2019年5月 3日 (金)

コレプスの一種(Coleps sp.)

タルガタゾウリムシ、あるいはヨロイミズケムシという和名のついた繊毛虫の一種です。
非常に活発に泳ぎ回り追いかけながら撮影するのが難しいので、ゴミ(デトリタス)に囲まれて動きを制限された奴を狙いました。

次は偶然紛れ込んでカバーガラスに押しつぶされたノープリウス幼生の、とび出した内容物を食べに来たコレプスです。


最初のものよりずんぐりした体型です。同種だと思いますが、分裂後間もないものかも知れません。

(2019.04.24・自宅ペットボトル)

* 2019.05.07・動画追加 *

動きが遅くて撮影しやすい個体がいたので追加しました。

(2019.05.05・自宅ペットボトル)

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2019年5月 2日 (木)

カイアシ類の一種

近年瀬戸内海の魚が減り続けているそうです。下水の普及や河川の改修による貧栄養化による植物・動物プランクトンの減少が主な原因ではないかと言われていますが、たまに近所の海でネットを曳くだけでも獲れるプランクトンが種類・量ともに10年前に比べてはるかに少なくなっていることは実感できます。
フィルムカメラ時代に何度も撮影したものの中にも、現在の機材で撮りなおしたいと思いながら未だに再会出来ない種類がたくさんあります。この日も久しぶりにネットを曳いてきたのですが、収穫はまったく期待外れでした。
下は乏しい収穫の中でちょっと気に入ったカイアシ類です。綺麗な叉肢 を持っていて、ちょっとこちらに似ていますが別種のようです。

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(2019.04.26・西舞子海岸にて採集)

 

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