ウスベニチャタテ(タイトル変更)
前回に続いてチャタテムシです。
アオキの葉の裏にいたものです。
畳んだ翅のなす角度が大きい、平べったい感じのするタイプです。
体長(翅端まで)6mmほどです。
上の個体の顔です。
下も同じ木の葉で見つけた個体で、同種だと思うのですが、少し小型(5㎜)で腹部が小さく、複眼が大きくて頭の形も違うようです。
メスとオスではないかと勝手に考えているのですが、見当外れかも知れません。
(2009年12月中旬・神戸市垂水区 学が丘北公園)
* 12月28日・追記と訂正 *
psocodea さんより、これはケブカチャタテ科のウスベニチャタテ Amphipsocus japonicus であろうと教えていただきました。やはり psocodea さんに同定していただいた初齢幼虫と孵化の様子をこちらに出しています。タイトルを「チャタテムシの一種」から表記のように変更しました。
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コメント
ウスベニチャタテの成虫です
投稿: psocodea | 2010年12月28日 (火) 10時06分
「ウスベニチャタテ(ケブカチャタテ科)」という表題かなぁ。学名は、Amphipsocus japonicus (=rubrostigma Okamoto)。千島から沖縄まで、ロシア極東にも分布。
投稿: ezo-aphid | 2010年12月28日 (火) 13時35分
psocodea さん、ezo-aphid さん、ありがとうございます。
「ウスベニ」とは成虫を見ただけではピンときませんが、幼虫を見れば納得しますね。
身近なおなじみの昆虫で、種名までわかるものが増えて来るのはとても楽しみです。
投稿: おちゃたてむし | 2010年12月29日 (水) 00時09分
おちゃたてむしさん、こんばんは。
同種と思われるチャタテムシを載せたので、このページにリンクを張りました。
季節が全く異なるので、年2化以上するのでしょうね。
投稿: tukik | 2011年8月 3日 (水) 23時36分
tukikさん、おはようございます。
早速拝見しました。おそらく同種でしょうね。
こちらではチャタテムシにはこのところあまり縁がありません。この暑さで小さいのを探す根気がなくなっているせいかも知れませんが、虫の方で姿を消しているような気もします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年8月 4日 (木) 06時55分