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2010年1月26日 (火)

クボミシリアゲアリ(改題)

* 2017.11.20・追記とタイトル変更 *

この記事には当初「テラニシシリアゲアリ?」というタイトルを掲げていたのですが、博多権三さんから「このアリは現在ではクボミシリアゲアリと呼ばれているものと思います」とのご指摘をいただき、タイトルを変更しました。博多さんによれば日本のシリアゲアリ亜属の分類には何度か変更があり、現在では別種とされる複数の種にトビイロシリアゲアリの種名があてられてきたようです。詳しくは博多さんのコメントをお読みください。

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伐採木の樹皮をめくってみるとアリの巣が出てきました。
突然の闖入に、のろのろとした動きながら幼虫をくわえて避難を始めたところです。
トビイロシリアゲアリだと思いますが、この仲間はどれもよく似ているので別種かも知れません。

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避難騒ぎのなかで一匹のアリが、お尻を高々と持ち上げて先端からなにやらアワを吹いています。何か意味があるのでしょうか。

_dsc4914b_2
上の写真の一部を拡大したものです。
(2010年1月上旬・神戸市垂水区 学が丘北公園)

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膜翅目」カテゴリの記事

コメント

失礼いたします.
トビイロシリアゲアリでこちらにたどり着きました.
このアリは現在ではクボミシリアゲアリと呼ばれているものと思われます.かつては,ハリブトシリアゲアリの亜種として知られ,ハリブトシリアゲアリがトビイロシリアゲアリと呼ばれていたことからもこの種もトビイロとして扱われていました.
また,後にハリブトシリアゲアリがツヤシリアゲアリ変種として扱われた時期があったことから,ツヤシリアゲアリもトビイロシリアゲアリと呼ばれていた時期がありました.
残るテラニシシリアゲアリも,テラニシハリブトシリアゲアリとされていた時期があり,その影響か,トビイロシリアゲアリとして写真が載っているものにはテラニシシリアゲアリも見られます.

よって日本のシリアゲアリ亜属は3種が確実にトビイロシリアゲアリと扱われたことがあり,また4種全てがトビイロであると認識されていたこともあるようでトビイロシリアゲアリと書かれているものに関しては実物を見なければ中身を確認することができない状況です.
説明下手で申し訳ございません.

投稿: 博多権三 | 2017年11月20日 (月) 00時04分

博多権三さん、お久しぶりです。
最近のネット情報でトビイロシリアゲアリという和名が消えているらしいことには気づいていたのですが、なるほどそんな経緯があったのですね。この記事を書いた時は手持ちの図鑑やネット画像との絵合わせでこの名を出していたのですが、それ以後ちゃんとしらべ直しもせずそのままになっていました。
コメントをいただいて早速、日本産アリ類画像データベースのクボミシリアゲアリの項を覗いてみました。前胸側面に点刻がなく滑らかなことは上の写真で確認できますね。また同時に撮った別カットにも目を通すと「中胸背板後半がくぼんで見える」という特徴も、ちょっと不鮮明ながらも認められ、確かにこの種だろうと納得しました。タイトルの種名を直しておきます。
この度はご教示ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: おちゃたてむし | 2017年11月20日 (月) 20時36分

おちゃたてむしさん,お返事ありがとうございます.

これらはよく見れば違いがはっきりしているのですが,シルエットはみな同じですし,実物と比較しないと実感しにくいと思います(ちなみに私はくぼみ,の説明がいまいちよく理解できていません笑).

少し前の図鑑では和名が古いまま,というのはよくある話ですね.全部が全部最新の体系に沿う必要はありませんが,ある程度新しい情報には耳を傾けなければな,と思いました.
既にデータべースの情報も古くなっていますし,頻繁な更新か新しいページが必要となってくるかもしれませんね.
アリの情報だけに限ればAntWebやAntWikiがおすすめです.ほとんど最新の情報に基づいています.

投稿: 博多権三 | 2017年11月21日 (火) 00時25分

博多権三さん、こんばんは。

「くぼみ」が認められたと思ったのは私の思い込みの可能性が大きそうです。
ご紹介いただいたサイトは何度か覗いたことはあるのですが、ド素人の私にはちょっと手強いですね。
でも素晴らしい写真の数々を眺めているだけでも充分に楽しめます。

このところ当ブログも更新が間遠になっていますが、ぼちぼち続けていきたいと思っておりますので、これからもお気づきの点がありましたら是非ご教示をお願いします。

投稿: おちゃたてむし | 2017年11月21日 (火) 20時01分

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