ヒゲナガケンミジンコの一種
以前出したミジンコの一種と同じ日に、同じ明石公園「乙女池」で採ってきたものです。
この時はミジンコ類よりはるかに多く網に入ってきました。ミジンコのなかまに比べて、かなり速く泳ぎます。体長約1.3㎜で、中央の個体は卵を持っています。この卵から生まれてくる幼生(ノープリウス)は親とはだいぶ違う、クモかダニのような姿をしています。
(2009年12月下旬・明石公園 乙女池にて採集)
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コメント
はじめまして、虫をさがしに・・・から辿ってきました。
ミジンコって丸いお馴染の奴以外にも、いろんな種類がいるんですね。
触角みたいなヒゲがカッコイイです。
すごくきれいな写真ですね。
ミジンコって肉眼で見えるかどうかぐらい小さいと思うのですが、どうやって撮影するのでしょうか??
やっぱり顕微鏡とか使うんですか。
投稿: むいむいのお時間 | 2010年2月 7日 (日) 22時46分
お訪ねありがとうございます。
実は私、昨年12月にネットにつないだばかりなのですが、その時から「むいむいのお時間」とても興味深く拝見しております。
ミジンコ類の撮影ですが、普通の透過式顕微鏡には大きすぎる場合が多いので、そんな時はベローズ用のマクロレンズを使っています。この写真の場合はズイコー20/3.5(対物レンズマウント)を顕微鏡に取り付けて(接眼レンズ無しで)撮影しています。ベローズを使ってもいいのですが、この方がコンデンサや十字動装置が利用できるので便利なのです。
投稿: おちゃたてむし | 2010年2月 8日 (月) 00時48分
ブログ見ていただいていたとは、ありがとうございます。
ベローズというものがあるのですね、初めて知りました。
カメラに疎いもので、いろんなものがあるんだなぁと衝撃をうけております。
それに、顕微鏡って接眼レンズなしってできるんですね。
ありがとうございます、勉強になります。
投稿: むいむいのお時間 | 2010年2月10日 (水) 22時40分