クサカゲロウ類の幼虫
前の記事でアミメクサカゲロウの成虫を出しましたが、これは同じクサカゲロウのなかまの幼虫です。種名はわかりません。
このなかまの幼虫は小さな昆虫、特にアブラムシ類を捕食します。
暖かい季節には 、それら獲物の吸い殻や細かなゴミを背中にいっぱい積み上げ、カムフラージュした姿で歩き回っているのを、いたるところで目にします。木の幹や葉の上で、小さなゴミのかたまりがヒョコヒョコ動いているのを見たらこの虫だと思って間違いありません。
この写真では背中に何もつけていません。越冬中は必要がないのか、種、あるいは齢が違うからか、よく分かりません。
体長3.5㎜ほどで、アラカシの葉の裏でじっとしていました。
(2010年1月下旬・明石公園)
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