キジラミの一種・羽化
3月にシャリンバイにつくキジラミの、幼虫の脱皮のようすを載せましたが、今回は羽化が見られました。場所は同じ、職場近くの植え込みです。
羽化して間もないと思われる成虫や、終齢らしき幼虫はいくらでもいるのですが、羽化の途中のものはなかなか見つかりません。ようやく発見した時にはすでに殻から抜けきる直前でした。
さらに4分後。だいぶ伸びました。
やはり体が小さいせいでしょうか、セミの羽化などに比べるとはるかに早く進行するようです。
約6時間半後。だいぶ色がついてきました。
まっすぐな尾端の形からするとメスでしょう。オスではこれがカギ形に曲がっています。写真はこちらにあります。
(2010年4月26日・神戸市中央区)
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コメント
こんにちは、
今年は、まだ一度も羽化に遭遇してない(探してない)気がします。
写真を撮り始めると、被写体を探すのに夢中になってしまって、こう言うシーンがあるのをスッカリ忘れてますね(^^;。
明日、シャシンバイを覗いてみようと思いますが、遅すぎでしょうね!
投稿: そら | 2010年4月28日 (水) 12時31分
こんばんは、
4分間はつき合えますが、6時間は無理ですね。
それにしても、3枚目、4枚目、ベローズが欲しくなりました。
2倍のテレコンと3脚じゃ無理でしょうかね。
まぁ、欲張らないで、おちゃたてさんに任せた方がいいですね。
投稿: jkio | 2010年4月28日 (水) 20時12分
そらさん、こんばんは。
同じ場所を今日も覗いてみましたが、幼虫はまだたくさんいるので遅すぎるということはないと思います。
でも羽化の途中のはやはり見つからないので、夜間か早朝が多いのかも知れません、
投稿: おちゃたてむし | 2010年4月28日 (水) 20時34分
jkioさん、こんばんは。
6時間といっても、これは葉っぱごと採ってきて職場の机の上に置きっぱなしにしていただけのことで、その間虫がじっとしていてくれて幸いでした。
投稿: おちゃたてむし | 2010年4月28日 (水) 20時40分