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2010年4月 7日 (水)

ダニの一種とミカンコナジラミ

3月に紹介したハチの蛹を食べるダニと同種ですが、今回はまた別の獲物を捕えていました。
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トウネズミモチの葉の裏です。図鑑とネットで調べると、獲物はミカンコナジラミの幼虫のようです。ダニの頭についている黒いのはゴミでしょう。

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同じ葉裏にいた幼虫です。
体長約1.4mm、ごく薄くて透明に近いのでダニがいなければ気がつかなかったでしょう。

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もう一匹いたのはすこし小さくて約1.1mmです。
図鑑の説明によれば、ミカンコナジラミの幼虫は生まれて数時間は葉の上を這い回りますが、その後はカイガラムシのように固着生活にはいるそうです。
ダニに襲われても逃げようがないわけです。

次のはやはりトウネズミモチの葉裏にいたダニですが、上のとは別種のようです。
_dsc9901
大きさはほぼ同じ(同じ倍率で撮っています)ですが、顔つきがだいぶ違います。
この日はこっちの種のほうがたくさん見られました。

(2010年4月4日・神戸市垂水区 学が丘北公園)


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