ユスリカ科の一種
ヤツデの葉裏にいたカの一種です。
触角の形から見てオスでしょう。体が半透明できれいです。
長い前脚を左右にのばしてゆっくり動かしています。
同じ葉にいた別の個体です。
こっちの方が小さくて体長約3.4mm、最初のが約3.8mmです。
他の葉にもたくさんいましたが全部オスのようでした。
桜もほぼ満開というのに、見つかるのはこんな小さなのばかりです。
(2010年4月4日・神戸市須磨区 奥須磨公園)
* 12月3日追記 *
ezo-aphid さんから、この虫はユスリカ科の一種であることを教えていただきました。蚊とユスリカでは口吻の長さに違いがあるそうです。
タイトルを「カの一種」から「ユスリカ科の一種」に変更しました。
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コメント
おじゃまします。
ユスリカ科ですね。蚊は雄雌とも口吻が長く、ユスリカでは短いのだそうです。
雄の触角が毛バタキのように総状なのは、どちらの科も同じようです。
立派な分類書の出版や、環境調査事業の発達により、昔よりは調べやすくなったグループですが。
時に大発生し(関東で新聞記事になったことも)、雄は交尾のシーズンに大きな蚊柱を作るとのことです。
投稿: ezo-aphid | 2010年12月 2日 (木) 15時12分
ezo-aphid さん、
ユスリカの仲間はもっと大きいのばかりだと思っていました。
口吻の長さが違うということも知りませんでした。
もっと勉強しなければと思います。
有難うございました。
投稿: おちゃたてむし | 2010年12月 3日 (金) 06時57分