オオワラジカイガラムシ・幼虫の脱皮
近所の公園の一角でこの時期、オオワラジカイガラムシが大発生することがあります。
昨年と一昨年のものですがこの虫と、この虫に関係のある虫を何度かにわたって紹介します。
ヤマモモの幹に集まった幼虫と脱皮殻。体長2mmから3mmくらいです。
この虫は、メスは成虫になっても形は幼虫と変わらず翅もないのですが、オスは翅を持って飛び回る普通の羽虫になります。
ここに集まっている幼虫が両性混在しているのかメスだけなのかはわかりません。
(2009年3月19日)
上と同じ木です。
このような状態のものが多数見られたので、脱皮の過程を撮影したいと思って長い間見ていたのですが、どの個体も時間が止まったようにまったく動きがありません。
(以上2枚:2008年4月8日)
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コメント
こんにちは、
何年か前に、ここでも大発生して依頼姿をほとんど見掛けなくなってしまいまた。
最近は、昨年久しぶりにメスを1匹見掛けただけです。
つぶらな瞳かは別にして、小さいときの方が可愛く見えますね!
投稿: そら | 2010年4月20日 (火) 12時43分
そらさん、こんばんは。
この写真を撮った公園でも今年は多くは見られませんでしたが、同種の木が公園内のあちこちにあるにもかかわらず、なぜかこの虫が発生するのはいつも同じ場所に限られているようです。
投稿: おちゃたてむし | 2010年4月20日 (火) 22時15分