« トビイロシワアリ | トップページ | オオワラジカイガラムシ・交尾 »

2010年4月20日 (火)

オオワラジカイガラムシ・幼虫の脱皮

近所の公園の一角でこの時期、オオワラジカイガラムシが大発生することがあります。
昨年と一昨年のものですがこの虫と、この虫に関係のある虫を何度かにわたって紹介します。
_dsc2073
ヤマモモの幹に集まった幼虫と脱皮殻。体長2mmから3mmくらいです。
この虫は、メスは成虫になっても形は幼虫と変わらず翅もないのですが、オスは翅を持って飛び回る普通の羽虫になります。
ここに集まっている幼虫が両性混在しているのかメスだけなのかはわかりません。
(2009年3月19日)

_dsc0056_2
クヌギの幹で脱皮中の幼虫。体長4mmくらいです。

_dsc0076
上と同じ木です。
このような状態のものが多数見られたので、脱皮の過程を撮影したいと思って長い間見ていたのですが、どの個体も時間が止まったようにまったく動きがありません。
(以上2枚:2008年4月8日)

_dsc3046
背中に脱皮殻をくっつけたまま幹をのぼっていく幼虫。長いひも状のものは口吻の部分でしょうか。

_dsc3063
アップです。つぶらな眼をしています。
(以上2枚:2009年4月9日・撮影場所はすべて神戸市垂水区・学が丘北公園)

|

« トビイロシワアリ | トップページ | オオワラジカイガラムシ・交尾 »

半翅目」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、

何年か前に、ここでも大発生して依頼姿をほとんど見掛けなくなってしまいまた。
最近は、昨年久しぶりにメスを1匹見掛けただけです。
つぶらな瞳かは別にして、小さいときの方が可愛く見えますね!

投稿: そら | 2010年4月20日 (火) 12時43分

そらさん、こんばんは。
この写真を撮った公園でも今年は多くは見られませんでしたが、同種の木が公園内のあちこちにあるにもかかわらず、なぜかこの虫が発生するのはいつも同じ場所に限られているようです。

投稿: おちゃたてむし | 2010年4月20日 (火) 22時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オオワラジカイガラムシ・幼虫の脱皮:

» ケノーベルからリンクのご案内(2010/04/20 09:41) [ケノーベル エージェント]
神戸市垂水区エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

受信: 2010年4月20日 (火) 09時41分

» ケノーベルからリンクのご案内(2010/04/21 09:17) [ケノーベル エージェント]
神戸市垂水区エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。 [続きを読む]

受信: 2010年4月21日 (水) 09時17分

« トビイロシワアリ | トップページ | オオワラジカイガラムシ・交尾 »