ウロコアシナガグモの交接
数日前に掲載したコミミズクを撮っている時のことですが、同じアラカシのすぐ近くの葉の裏で、ウロコアシナガグモが交接をしていました。
昆虫で言えば交尾でしょうが、クモは多くの昆虫と違ってオスがメスの体内に交尾器を挿入するという方法をとらないので、交接とよぶそうです。
下のがオスです。
オレンジ色の丸い玉のようなものがオスの触肢で、オスはこれに自分の精子をふくませてメスの腹部にある生殖孔に注入するのだそうです。
全部本で読んだ話ですが。
オスは大あご(と呼ぶのかどうか知りませんが)で、しっかりとメスをつかんでいます。メスのにくらべて、体のわりに随分大きいのはこんな時のためでしょうか。
(2010年4月29日・明石公園)
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