ツヤコマユバチ亜科の一種の産卵(改題)
* 2020.05.05・追記と改題 *
記事を書いてから10年後、同じ場面に遭遇しました(こちらとこちら)。翅脈などの特徴からコマユバチ科ツヤコマユバチ亜科 opiinae の一種らしいことが分かりましたので、当初「寄生バチ?の産卵」としていたタイトルを表記のように変更しました。
先日モチノキの実に産卵するミバエの一種を載せましたが、約十日後、同じ木でやはり実に産卵している小さなハチがいました。
体長4mmくらいで、ヒメバチかコマユバチの仲間でしょう。
例のミバエの幼虫に寄生するのではないかと思いますが、確かではありません。
探せば他にも数匹、同じ木で産卵しているのが見つかりました。
また、例のミバエも、先日と同じくらいたくさんいて、盛んに産卵していました。
あれほど多数が産卵に来ているのにこれまで気づかなかったのは、期間が短いせいだろうと考えて納得していたのですが、十日間も産卵が続いているとは予想しませんでした。
最後に、近くのアラカシの葉の上でアブラムシの甘露を吸っていた、多分同種のオスと思われるハチです。
やはり何匹か見ましたが、さきほどのモチノキでは見つかりませんでした。
(2010年5月12日・明石公園)
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