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2010年5月 9日 (日)

モチノキハマダラミバエの産卵(改題)

モチノキの実に産卵していたミバエの一種です。

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一匹見つけたあとよく探せば、他にも多数、同じ木のあちこちで実の上をせわしなく歩き回り、時折立ち止まって産卵管を突き刺していました。

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ミバエの仲間は翅の模様や目の色のきれいなのが多くて見つければ撮っていますが、産卵は初めて見ました。

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後ろから。

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近くに来たアリグモを、翅を立てて威嚇しています。
同じ種のメス同士でも近づくとこのように威嚇しあって、同じ房の上では一匹しか見られませんでした。

以上、写真はそれぞれ別個体です。
モチノキはこの公園では最も多い木の一つで、またこのミバエもたびたび撮影しているのですが、両者の関係はまったく知りませんでした。長年通っていても見落としはいくらでもあります。

(1・4枚目:2010年5月4日/2・3枚目:同2日・明石公園)

* 2011.10.21・追記と写真追加、タイトル変更 *

この記事をご覧になった森林総合研究所の末吉昌宏さんより、写真のミバエはモチノキハマダラミバエ  Prochetostoma expandens であるとのご教示をいただきました。この春に自ら新種記載された種であるとのことで、これまでに千葉、東京、埼玉、神奈川、山口、徳島で分布が知られているそうです。タイトルを「ミバエの一種の産卵」から、表記のように変更しました。末吉さんに深く感謝いたします。
なお、上の記事中に背面画像がなかったので、この機会に追加しておきます。

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(2010年5月2日・明石公園)

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コメント

こんばんは。写真が奇麗な上に内容が濃いですね。最近このサイトを見るのを楽しみにしています。

ミバエの仲間は目が虹色で奇麗ですよね。あと踊るように歩いているのを見かけますが、やはりディスプレイなんでしょうかね。

ところでこの後アリグモさんはどうしたのでしょう?

投稿: Hepota | 2010年5月 9日 (日) 22時56分

ミバエの細部まで描写がすばらしいです。^^
アリグモは、確かに脚が8本ありますね。
本当、蟻にそっくりで驚きです。

投稿: らいとNGC7000 | 2010年5月 9日 (日) 23時18分

Hepotaさん、おはようございます。
ほんとに、いつも翅をひらひら動かして見せびらかしているみたいですが、誰に見てもらいたいんでしょう。私にはわかりません。
ミバエとアリグモにはその後なにごとも起こらず、それぞれ自分の行く道を歩み去ってしまいました。

投稿: おちゃたてむし | 2010年5月10日 (月) 06時41分

らいとNGC7000さん、おはようございます。
アリグモの仲間の擬態は本当に見事ですね。
顔つきにもなかなか愛嬌があって、よく撮らせてもらっています。

投稿: おちゃたてむし | 2010年5月10日 (月) 06時47分

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