ゴマダラノコメキバガの巣と幼虫(改題)
* 2018.09.03・追記とタイトル変更 *
記事を書いてから約8年間名前の分からないまま放置していたのですが、この度akaitoriさんから「ゴマダラノコメキバガの幼虫に似ている」とのコメントをいただきました。ご紹介いただいたYAMKENさんの「明石の蛾達」の記事を見ると確かに同種のようです。またAclerisさんの「いもむしうんちは雨の音」でも巣と、そこから羽化した成虫の写真が掲載されていました。この種で間違いなさそうなので、当初「ガの幼虫」としていたタイトルを変更して種名を入れました。
アラカシの新葉でこんなものを見つけました。
そっと開けてみたらやはりイモムシがいました。
体長12mmくらいで、ガの幼虫だと思いますが、種名はわかりません。
葉を綴ったあと、内側から食べるのだと思いますが、なぜこんな食べ方をするんでしょう。
(2010年4月29日・明石公園)
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コメント
こんばんは!
う~ん、思いついたのは、
①大きな穴を開けてしまうと、丸見えになってしまうから?
→穴がつながってしまうと、開いてしまう。
②取り敢えず、頭の動く範囲で食べると丸くなる?
→暫くして、チョット移動し同じように食べる。
③こう言う食べ方しか知らない!
位かな(^^;。
人間から見ると、奇妙に見えることがたくさんありますね!
でも、以外に大した意味はなかったりして(^^)。
投稿: そら | 2010年5月 6日 (木) 22時45分
そらさん、いろいろな推測、ありがとうございます。
やはり一番目の、穴がつながってしまうと開いてしまう、というのが説得力があるように思います。
毎年同じ季節には同じ場所で、同じものばかり繰り返し撮っているもので、ちょっとでも見慣れないものを見つけると嬉しくなります。
投稿: おちゃたてむし | 2010年5月 7日 (金) 21時29分
ゴマダラノコメキバガに似ています。
今年発行の図鑑「小学館の図鑑NEOイモムシトケムシ」にのっていました。
食草もコナラ、アラカシなど。
YAMKENさんのところにもありました。
http://yamken.jp/yam-hp3/gomadaranokomekibaga_sansyou.html
投稿: akaitori | 2018年9月 3日 (月) 07時47分
akaitoriさん、
ほんとですね。ご紹介の図鑑は見ていないのですが、YAMKENさんの画像を見ると巣の様子も幼虫の姿もそっくりです。検索するとAclerisさんのところにも巣の画像が掲載されていて、これで間違いなさそうですね。早速記事を訂正しておきます。どうもありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2018年9月 3日 (月) 20時17分