シリアゲコバチ
前回の記事で枯れ木に営巣しているツツハナバチを掲載しましたが、「森林総研 竹筒ハチ図鑑」によると、このハチはシリアゲコバチに寄生されるそうです。
ちょうど今回ツツハナバチを撮った、その同じエノキの枯木に産卵するシリアゲコバチを昨年6月に撮っていたので、ついでに出しておきます。
腹部が薄い膜を残して真っ二つに切断されたような、独特の産卵姿勢です。
エノキの枯木は他にもいろいろな虫に利用されているので、 実際にこの時、ツツハナバチの幼虫(あるいは蛹?)に産卵していたのかどうかはわかりません。
(2009年6月13日・明石公園)
| 固定リンク
「膜翅目」カテゴリの記事
- モチノキタネオナガコバチ(2019.07.27)
- ナガコバチ科の一種(?Metapelma sp.)(2019.07.23)
- ウスマルヒメバチ亜科の一種(Lissonota sp.)(2019.07.18)
- フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.)(2019.07.12)
- アミメアリ(2019.07.04)
コメント
こんばんわ。
シリアゲコバチ、面白い形状をしていますねぇ。特に腹部・・・・どこがどうなっているのか、さっぱりわかりません(笑)。脚も意外と腿太なんですね。
私はまだこの蜂は未見ですが、是非とも実際にフィールドで観察してみたいものです。
投稿: フッカーS | 2010年5月 8日 (土) 02時43分
フッカーSさん、おはようございます。
このハチが産卵をするときは、腹部が90度以上回転してしまうので異様な格好になります。
機会があれば動画で撮ってみたいと思うのですが。
投稿: おちゃたてむし | 2010年5月 8日 (土) 06時15分