幼虫を運ぶトビイリケアリ
エノキの幹に作られた蟻道の一部が崩れていて、通っていくアリがよく見えていました。
トビイロケアリだと思います。主流は下から上への動きで、ときどき幼虫をくわえたアリが通過していきます。その周りでは崩れた壁を補修しているものもいます。
幼虫の体は張り切った袋のようで、成虫の大アゴでくわえられてよく皮が破れないものだと思います。非常に足早に通過していきます。
こんな大きな幼虫もたくさん運ばれて行きました。働きアリに比べてはるかに大きいので、羽アリになるものでしょうか。薄い皮膚を通して泡のようなものが見えています。
これは蛹ではないかと思うのですが、ピントがはずれてよくわかりません。
(2010年6月4日・神戸市中央区 再度谷)
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