« セイボウの一種とハムシドロバチの一種 | トップページ | ヒゲナガケンミジンコの一種とトリコディナ »

2010年6月17日 (木)

幼虫を運ぶトビイリケアリ

エノキの幹に作られた蟻道の一部が崩れていて、通っていくアリがよく見えていました。

_dsc2322
トビイロケアリだと思います。主流は下から上への動きで、ときどき幼虫をくわえたアリが通過していきます。その周りでは崩れた壁を補修しているものもいます。

_dsc6835
幼虫の体は張り切った袋のようで、成虫の大アゴでくわえられてよく皮が破れないものだと思います。非常に足早に通過していきます。

_dsc6844_3
こんな大きな幼虫もたくさん運ばれて行きました。働きアリに比べてはるかに大きいので、羽アリになるものでしょうか。薄い皮膚を通して泡のようなものが見えています。

_dsc6857
これは蛹ではないかと思うのですが、ピントがはずれてよくわかりません。

(2010年6月4日・神戸市中央区 再度谷)


|

« セイボウの一種とハムシドロバチの一種 | トップページ | ヒゲナガケンミジンコの一種とトリコディナ »

膜翅目」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 幼虫を運ぶトビイリケアリ:

« セイボウの一種とハムシドロバチの一種 | トップページ | ヒゲナガケンミジンコの一種とトリコディナ »