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2010年6月27日 (日)

イトカメムシ

ツツジの葉で2匹のイトカメムシが1匹のアブラムシを吸汁していました。

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葉の表と裏から綱引きをしている格好です。市街地中心部のささやかな緑地ですが、ここのツツジにはイトカメムシがたくさんいました。

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生きているアブラムシを捕食しているのか、もともと死んでいたものなのかわかりませんが、他にもアブラムシを吸汁するイトカメムシの成虫や幼虫が何匹か見られました。キリの葉にいるヒメイトカメムシでもよく見られますが、元来植食性でも機会があれば捕食もするということかも知れません。アブラムシの種類ははっきりしませんが、ユキヤナギアブラムシに似ているように思います。

(2010年6月17日・神戸市中央区)

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コメント

こんにちは、
私のフィールドでは、イトカメムシはモチツツジにたくさんいて、モチツツジのトリモチに捕まって動けなくなった虫から吸汁している姿が良く見られます。イトカメムシは積極的に他の昆虫から吸汁する種のようで、生物農薬的な使用を検討されたこともあったそうです。

投稿: ハンマー | 2010年6月27日 (日) 22時23分

ハンマーさん、おはようございます。
この虫にそんな期待までかけられたことがあったとは知りませんでした。かぼそい姿ですが結構貪欲なんでしょうね。普通に植物から吸汁しているアブラムシなどを捕えるということもあるのでしょうか。

投稿: おちゃたてむし | 2010年6月28日 (月) 06時35分

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