ヨツボシテントウの幼虫
見慣れない姿の幼虫がコナラの葉の裏で、アブラムシを捕えていました。体長2.5mmほどの扁平な小判型です。
捕食しているのは間違いなさそうですが、噛みついているのか突き刺しているのか、この角度ではよく見えません。
反対側から見ても同じです。しかし2匹の体の間が空いているので、どちらかと言えば口吻を突き刺しているように見えます。
横から見ると、アブラムシの脚の一本に噛みついていることがわかりました。脚から体液を吸っているようです。
何の仲間かすら見当がつかないので、口器の形を見てみようと仰向けになってもらいました。どうもテントウムシの幼虫に似ているようです。
その線でいくつかのサイトを当たってみた結果、ヨツボシテントウの幼虫に落ち着きました。成虫はこの場所でも珍しくはないので、間違いなさそうです。しかし幼虫がこんな格好をしているとは全く知りませんでした。
(2010年6月22日・神戸市垂水区 学が丘北公園)
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