チクシトゲアリ
ツバキシギゾウムシを探してツバキの枝を見て回るうち、こんなものを見つけました。
2枚の葉をくっつけた中に何かの繭でも入っているのかと思いましたが・・・。
そっと葉をめくってみるとアリがいました。繭や幼虫を守っています。
チクシトゲアリです。単独でいるのはこの場所でも何度か見ていますが、こんな状態を見るのは初めてです。図鑑には樹上に巣を作るとありますが、巣にしては規模も小さく、女王らしきアリも見当たりません。ちょっとした野営地と言ったところでしょうか。
トゲアリ属だけあって何本もの棘を備えていますが、本家のトゲアリほどの重武装ではありません。
(2010年7月16日・神戸市垂水区・学が丘北公園)
| 固定リンク
« ウズムシの一種? | トップページ | オオトモエ »
「膜翅目」カテゴリの記事
- モチノキタネオナガコバチ(2019.07.27)
- ナガコバチ科の一種(?Metapelma sp.)(2019.07.23)
- ウスマルヒメバチ亜科の一種(Lissonota sp.)(2019.07.18)
- フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.)(2019.07.12)
- アミメアリ(2019.07.04)
コメント
こんにちは!
ある筋の情報によると、上の行為は虫虐待に該当する行為だそうで、違反行為だそうですが・・・。
アリも撮りたいのですが、君たちは休むことなくチョコマカ歩き回るので問題アリなんですよね(^^;
ここにも、そこそこの数のアリはいると思うので、撮りたいとおもってはいるのですが!
投稿: そら | 2010年7月22日 (木) 12時29分
そらさん、こんばんは。
確かに、アリには迷惑なことでしょうね。
私はこんな小さな虫はストロボ撮影一辺倒なので、あとはたくさん撮って運まかせです。
投稿: おちゃたてむし | 2010年7月22日 (木) 22時15分