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2010年8月23日 (月)

ウロコチャタテの一種

エノキの枯れ木にいたウロコチャタテの一種です。

_dsc5908
他のチャタテムシ類と違って翅が鱗粉に覆われていて小型の蛾のようです。小さくて目立たない虫ですが、探すとたくさんいました。体長(頭端~翅端)5mmちょっとです。
日当たりの良い石の上などにいて近づくと走って逃げる同類がいますが、あれよりも大型で色も黒っぽいようです。

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見事な三角おにぎり型の、突出部分のない扁平な顔をしています。やはり地衣類でも食べているんでしょうか。

(2010年8月19日・明石公園)

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チャタテムシ目」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!

確かに、普通のチャタテムシと比較すると顔の形が、本当にオニギリですね!
と思って、自分で撮ったチャタテムシの写真を見たら、真正面から撮った写真が無いことに気が付きました。
この手の小さな虫は、正面からだと撮りにくいんですよね!
普通の三脚を使用しているので、カメラの位置が意外に低くならないし、カメラを直接地べたに置けばよいのかな(^^)。


投稿: そら | 2010年8月24日 (火) 12時50分

そらさん、こんばんは。
木の幹や地上にいる小さな虫を正面や、真横から撮ろうとしても、カメラがつかえてどうにもならいことがよくありますね。
もっと小さくて良く写るカメラが欲しいです。

投稿: おちゃたてむし | 2010年8月24日 (火) 20時23分

これは写真だけでは分かりません.ウロコチャタテ科,だとは思うのですが.

投稿: psocodea | 2010年12月28日 (火) 09時52分

psocodea さん、こんばんは。
写真でどれくらい見当がつくかということにも、科によって違いがあるんですね。難しさの一因は、翅脈が見えにくいところにあるんでしょうか。

投稿: おちゃたてむし | 2010年12月28日 (火) 22時08分

この姿は「虫ナビ」さんとこのオオウロコチャタテ(吉澤さんのお墨付き、のようです)に似ていますよね。それに比べると、これは頭の鱗片が薄そうなのと、上翅の白斑が少なめですなぁ。「淡路島の・・・」のオオウロコではかなり違った外観なので、種内変異が大きいのかもしれないですね。Uni2さんのところには国内未報告のウロコチャタテ科の一種が載っているので、この科はまだまだ調査不足なのかもしれません。

投稿: ezo-aphid | 2010年12月29日 (水) 21時25分

ezo-aphid さん、こんばんは。
早速二つのサイトのオオウロコチャタテを見せてもらいましたが、翅の斑紋はかなり違いますね。
私の撮ったのは(上からの別カットを調べると)頭の幅がもっと広くてその形も少し違うように見えます。
いずれにしても写真からは明確な特徴の掴みにくい仲間ですね。

投稿: おちゃたてむし | 2010年12月29日 (水) 23時42分

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