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2010年8月 9日 (月)

イヌビワコバチ

イヌビワの若い果嚢です。少し前にこの果嚢の中で羽化した2種のコバチの記事を出したところですが、やはり見かけると気になります。

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イヌビワには雄木と雌木があってどちらにも果嚢がつきますが、外から見ただけでは区別がつきません。

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最初の写真のまん中に写っていた果嚢の先に、イヌビワコバチのメスの翅が残っていました。もぐり込む際に体からとれたもので、つまり果嚢の内部にはハチがいるはずです。

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果嚢を割ってみるとこれは雌木だったようです。確かにハチがいますが、すでに死んでいます。
イヌビワコバチのメスはイヌビワの雄木の果嚢の中で羽化し、脱出した後、同じ雄木の若い果嚢にもぐり込んで産卵しますが、雌木の果嚢にもぐり込んだ個体は産卵することが出来ず、雌花に受粉しただけでそのまま死んでしまうそうです。


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体中についているのは花粉だと思いますが、もぐり込む際にとれてしまわないのでしょうか。雌木の果嚢には雌花しかないらしいので、外から持ち込んだものには違いないと思うのですが。

(2010年7月28日・神戸市垂水区 多聞台東公園 学が丘北公園)

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