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2010年9月26日 (日)

ヒロヘリアオイラガの幼虫

アラカシの葉で食事中のヒロヘリアオイラガの幼虫です。

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頭は隠れて見えませんが、背中(?)の黒い紋が眼のように見えてなかなか可愛いと思います。

(2010年9月17日・明石公園)

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鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

こんばんは♪

アオイラガちゃんたちも「可愛い」と言ってもらえて喜んでいるでしょう。
確かに、子どもアニメのポケモンに出てきそうですね。
私は、アオイラガとチャドクガは腰が引けてしまいます。

こちらでも、また増え始めました。
年何化なんでしょう?

投稿: 夏子 | 2010年9月26日 (日) 21時43分

夏子さん、こんばんは。

チャドクガには忘れられない(そしてあまり愉快でない)思い出があって好きになれませんが、アオイラガの幼虫は色もきれいで形も面白く、嫌ではありません。
まだ痛い目に遭わされたことがないからかも知れませんが。

年何化かは知りませんが、確かにこちらでも春から秋にかけてほとんど姿を消すことがないような気がします。
食性の幅広さとあいまって、好き嫌いは別にしてチャドクガよりはるかに性質が良くないとは言えますね。

投稿: おちゃたてむし | 2010年9月26日 (日) 22時26分

ヒロヘリアオイラガ(外来種)は年2化です。多食性で殆どの広葉樹が被害を受けます。
良く似たアオイラガ(日本在住種)は年1化で春から初夏にかけてしか出てきませんし、バラ科とブナ科ぐらいにしか被害を受けません。
又、ヒロヘリアオイラガは3齢ぐらいまで集団で行動し人目に付くところでも構わず繭を作りますが、アオイラガは孵化直後の除いて単独で行動し繭も隠れた場所に作ります。
数はヒロヘリアオイラガが圧倒的に多く、明石公園でのアオイラガは剛の池の西側のサクラで少し見かけたぐらいです。
イラガとチャドクガの比較ですが、痛さではイラガが勝つようですが厄介なのはチャドクガの方と思われます。
イラガの移動は枝や幹しか通りませんが、チャドクガは糸にぶら下り頭上から降りてきますし脱皮殻は毒毛が付いたまま脱ぎ去り放置されます。
これが風に吹かれて運ばれますと洗濯物や衣服に付着し思わぬ被害を受けることがあるからです。

さて、あれ以降出会えていませんが私が公園をぶらつく予定は、9/30の午後2時以降です。

投稿: YAMKEN | 2010年9月27日 (月) 03時39分

YAMKENさん、ありがとうございます。
年2化ですか。
アオイラガは孵化直後を除いて単独行動をするということも知りませんでした。
私は明石公園ではまだアオイラガを見ていません。
最も、ヒロヘリとの違いを知ったのも最近のことですが。
チャドクガは、確か2005年の5月だったと思いますが、やはり同じ明石公園で大発生していて見事にやられました。
それまで経験がなかったものですから、知らぬ間に服やカメラバッグにくっついているのも大して気にしていなかったのです。
ツバキの葉のふちに若齢幼虫がずらりと頭を並べて食事をしているのが面白く、無邪気に写真を撮っていたのですが。
私は商売柄休日が不規則で、ほとんどは平日なのですが、この30日はあいにく仕事です。そのうちまたお会いできると楽しみにしています。

投稿: おちゃたてむし | 2010年9月27日 (月) 06時56分

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