クズノチビタマムシの幼虫?
クズの葉に葉潜り虫の食痕がついていました。
これまで気に留めたこともなかったのですが、他にたいした物も見つからないのでこんなものでも、と思ってよく見てみることにしました。
光に透かして見れば小さなイモムシが入っているのが見えます。右と左に一匹づついるのですが、わかるでしょうか。
葛の葉の表側に近い方に入っているらしく、裏側から見ると葉肉が邪魔になってよく見えません。
そのアップです。体長は3mmを少し超え、緑色に色づいています。
これらはクズノチビタマムシの幼虫だと思いますが、違うかも知れません。
* 10/29追記 *
YANKENさんより、蛾の幼虫かも知れないとのご指摘をいただきました。
「クズマダラホソガ」という種が、クズの葉にちょうどこのような潜入痕を残すようです。(コメント参照)
甲虫と蛾では大きな違いですが、どちらも幼虫に関してはネットを検索しても参考になるような画像が見当たらないので、とりあえずタイトルは疑問符つきでそのままにしておきたいと思います。
(2010年10月15日・神戸市須磨区 奥須磨公園)
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コメント
蛾の幼虫かもしれません。
面白い特徴のある潜孔痕なのでちょっと調べてみましたら クズマダラホソガ が出てきました。
写真とかは無かったのですが、次のような説明がありました。
「幼虫はクズの葉に淡緑色ないし白褐色の大きな掌状潜孔を作る」
一応、ご参考までに・・・。
投稿: YAMKEN | 2010年10月29日 (金) 07時55分
YAMKENさん、こんばんは。
夏にはたくさんのクズノチビタマムシを見ている場所で、しかもその幼虫が潜葉性だというので多分これがその幼虫に間違いなかろうと思っていました。
YAMKENさんのH.Pや「みんなで作る・・・」でホソガ科の幼虫の画像を見ると、確かによく似たものがありますね。やはりこの仲間の蛾でしょうか。
もう少しはっきりしたことがわかるまで、とりあえずタイトルはそのままにしておきます。
ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2010年10月29日 (金) 21時58分