ミナミカマバエ
ミナミカマバエは以前に一度、7月末に池の藻の上にいたものを出しています。
水辺に縁の深いハエですが、この日はお堀のそばの草の上で数匹見つけました。
昨年もちょうど今頃同じ場所で見ています。多分このあたりで冬を越すのでしょう。
ストロボの光を浴びると何か不快感でも生じるのか、シャッターを切るたび大きな前脚で顔や複眼を拭うような動作をします。
その仕草が面白くて、ハエには迷惑でしょうがしばらく遊ばせてもらいました。
(2010年11月19日・明石公園)
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コメント
こんにちは、
こんな形の前脚を持ったハエがいるのですか、初めて見ました。
しかし、どおして前脚がこんな形になってしまったのが、残ったのでしょうね?
気のせいか、顔も普通のハエの顔ではくカマキリに似てますね(^^)。
投稿: そら | 2010年11月24日 (水) 12時30分
そらさん、こんばんは。
最初は珍しい虫かと思ったのですが、結構どこにでもいるようです。
小さいので一見普通のハエと見分けがつきにくいですが、水際に集まったハエの中で前脚でおいでおいでをしているのがいたら多分こいつです。
この前脚で獲物を捕えたところを押さえたいのですが、まだいいのが撮れません。
肉食昆虫では顔がこういう逆三角形になる傾向があるんでしょうか。
タガメもこんな顔をしていますね。(ここ何十年見ていませんが。)
投稿: おちゃたてむし | 2010年11月24日 (水) 20時25分