チャノハモグリバエ(?)の幼虫と蛹
そろそろミノウスバが産卵に来ているかと思ってマサキの生垣を探してみると、目当ての蛾の姿はなく、かわりにこんなものが見つかりました。
蛹のアップです。
左右同じものですが、左は普通に上から照明して撮影したもので、右はストロボを葉の裏から発光させて撮ったものです。
長さ2mmほどです。
撮影法は蛹と同じです。
頭端に見える二つの黒い突起を腕のように左右に動かしていました。蛹の写真で、やはり頭端と思われる部分から突き出している黒い突起がこれと同じものではないかと思います。呼吸器官のようなものでしょうか。
体長3.5mmほどです。
ネットであたってみるとチャノハモグリバエという種がマサキにつくそうで、蛹の写真も似ているので、これがその種だと思います。成虫の写真も出ていましたが、一見あまり特徴のない小さなハエで、これまで見る機会があったとしても多分気にもとめていなかったと思います。
(2010年10月27日・明石公園)
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