« ムツトゲイセキグモの幼体 | トップページ | ケチャタテ科の一種(タイトル変更) »

2010年12月20日 (月)

オナガグモ

葉の裏の虫探しで見つけたオナガグモです。

_dsc9571
松葉に擬態しているなどと言われますが、確かにどう見てもクモの糸に引っかかった松葉か枯れ枝で、薄暗い林の中ではよほど目を凝らさないとクモであることがわかりません。バッタ類のように緑色型と褐色型があるそうで、これは後者ですね。

_dsc4898
顔の部分のアップです。前脚と触角を揃えて前に伸ばしたナナフシそっくりです。
今年の7月にこのクモが卵のうから出てくるところを見ていますが、(こちら)とすればこのまま成虫で越冬して春か初夏にでも産卵するのでしょうか。しかし写真のクモがオスかメスかもよくわかりません。

(2010年12月15日・神戸市須磨区 須磨浦公園)

 

|

« ムツトゲイセキグモの幼体 | トップページ | ケチャタテ科の一種(タイトル変更) »

クモ類」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!

卵で越冬しないなら何処かにいるのでしょうが、オナガグモは夏以降全然見掛けてません。
オナガグモは緑色だけかと思ったら、褐色型もいるのですね!
でも、今年の夏に念願の写真を撮ることができたので、取り敢えずは満足してます(^^)。

投稿: そら | 2010年12月20日 (月) 12時29分

そらさん、こんばんは。
こんな格好をしている上に普通のクモのような網も張らないので、見つけにくいクモですね。
私もこの季節に見たのは初めてですが、多分このまま越冬するんでしょう。
成虫・成体で越冬する昆虫やクモは多いと思いますが、実際目撃したことのある種はわずかです。
それが少しづつ増えていくのも冬場の虫探しの楽しみですが。

投稿: おちゃたてむし | 2010年12月20日 (月) 22時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オナガグモ:

« ムツトゲイセキグモの幼体 | トップページ | ケチャタテ科の一種(タイトル変更) »