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アキニレの樹皮下にいました。
体長1.7mmほどです。コナチャタテ科には間違いないと思いますが、それ以上はわかりません。
冬場に樹皮をはがすとよくお目にかかる虫です。冬以外にこんな所を覗いたことはありませんが。越冬中というよりは年中この場所で暮らしているんだろうと思います。寒いのによく歩き回ります。
(2011年1月21日・明石公園)
2011年1月30日 (日) チャタテムシ目 | 固定リンク
コナチャタテ科の Embidopsocus という属ですね.コナチャタテ Liposcelis とは別の亜科に分類される,より原始的な特徴を残した一群で,有翅のものも見られます.日本からはまだ未記録のグループで,僕自身も石垣島で取ったサンプルを持っているだけです.採集はされていませんか?
投稿: psocodea | 2011年1月31日 (月) 10時58分
Psocodeaさん、こんにちわ。 こいつを捕えるとなると、ビニール袋に刷毛で払い落とすという方法でしょうか(吸虫管は無いので)。 送る際には、生かしたままチューブに複数を入れても大丈夫でしょうか? 冷凍庫で死んでいただいてからだと腐りませんか? チャタテムシではどんな方法がいいのでしょう。
投稿: ezo-aphid | 2011年1月31日 (月) 12時22分
小さな瓶に消毒用のアルコールを入れ,刷毛をアルコールで湿らせて虫を貼付け,そのままアルコールに入れていただくのが一番です.機会がありましたら実物を見てみたいです.ウェブを見ていただければ,連絡先等も記載していますので,よろしくお願いします.
投稿: psocodea | 2011年1月31日 (月) 19時06分
おちゃたてさん、新発見おめでとうございます。 これ、遠目で見るとなんかに似てる、・・・・・・そうだ! クツ底。 和名は クツゾココナチャタテ でいかがでしょう (^^ 。 採集者にちなんだ和名となると、オチャタテコナチャタテ となりますが、それではちょっと意味不明・・・・・。 も少し良いのを考えると、イダテンチャタテのように本採用されるかも・・・・・、てへへっ、楽しみ。
投稿: ezo-aphid | 2011年1月31日 (月) 21時20分
Psocodeaさん、ご教示ありがとうございます。 樹皮の下からよく見つかるので、最普通種だと思っていました。 よく似た別種がいるのでなければ、多分この冬中には同じ場所で採集できると思います。 その時にはご連絡差し上げますので、よろしくお願いいたします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年1月31日 (月) 21時29分
ezo-aphid さん、 靴底ですか。 ワラジムシもゾウリムシも存在しますが、クツゾコムシはいませんね。 採集方法まで尋ねていただいてありがとうございます。 安請け合いしてしまいましたが、ちょっと心配になってきました。 なるべく早く見てこようと思います。
投稿: おちゃたてむし | 2011年1月31日 (月) 22時28分
おちゃたてさん、ご苦労さまです。例のプラ・チューブでも、ふたをパチンと押しつければアルコール標本は送れます。念のため、ビニール袋とクッション材の中にいれた方がいいでしょう。裸のチューブを封筒に入れて郵送したら、途中で(ふたが開いたのか)濡れて穴ができたらしく、空っぽの封筒だけを届けたことがありましたので。 「・・・・・・・クツウラコナチャタテの方が語呂がいいかなぁ(まだ言ってる)」
投稿: ezo-aphid | 2011年1月31日 (月) 23時29分
新発見、おめでとうございます。 チョッと目を離していたら、あっと言う間に凄い展開になっていたんですね! 気が付かなかったのは、ミステイクだったな(^^;。
見たことない顔だけと、これも暖かいところにいる種類なのかな? この場所にいたとしても、私が撮るには、チョッと小さいかも知れません。
投稿: そら | 2011年2月 1日 (火) 20時21分
ezo-aphid さん、 ご助言ありがとうございます。大変心強いです。 あとは採集するだけですが、来週くらいには現場に行けると思います。 和名の方は・・・お任せします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 1日 (火) 20時24分
そらさん、こんばんは。 新発見?と言えるのかどうかわかりませんが、冬場にはよく見る顔です。 と言うより冬以外に樹皮の下なんか探さないので、年中同じ場所にいるんだろうと思っています。 Psocodeaさんのコメントでは石垣島で採集されているそうなので、やはり暖地に多いんでしょうか。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 1日 (火) 20時50分
「Embidopsocus 」 と検索すると、3年前の記事が出てきました。近畿地方には10年前からいた? http://homeservice.blog.ocn.ne.jp/gaityuya/2008/02/post_3e07.html
投稿: ezo-aphid | 2011年2月 2日 (水) 14時18分
ezo-aphid さん、 やはり以前からいるんですね。 古い写真にざっと目を通すと、1997年と2000年にもよく似たものを撮っていました。 撮影倍率が低いのであまり細かな部分は確認できませんが、今回出したものとそっくりです。 どちらも1月、場所も同じ六甲山南側のハイキングコースで、記録が無いのですが多分枯れ木の樹皮下だと思います。 2度とも褐色の個体のほかに色の薄いものやほぼ真っ白のものを撮っていますが、これは羽化後の経過時間が短い個体でしょうか。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 2日 (水) 20時11分
そうですね、体色が薄いのはteneral というやつにあたるのでしょう。上記の3年前の記事中の写真(大量飼育中?)にもいますもの。 ところで、この方の記事でかわいらしいチャタテが載ってました。野外にはいないのかもしれませんが。 http://homeservice.blog.ocn.ne.jp/gaityuya/2010/11/post_b860.html
投稿: ezo-aphid | 2011年2月 2日 (水) 20時53分
ezo-aphid さん、おはようございます。 テネラルですか。 言葉は聞いたことがありますがそういう意味だんったんですね。ありがとうございます。 「害虫屋の雑記帳」のかわいらしいチャタテムシは見たことがありません。 成虫でこのサイズ(1.8mmくらい?)というのはコナチャタテ類以外には記憶がありません。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 3日 (木) 06時42分
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コナチャタテ科の Embidopsocus という属ですね.コナチャタテ Liposcelis とは別の亜科に分類される,より原始的な特徴を残した一群で,有翅のものも見られます.日本からはまだ未記録のグループで,僕自身も石垣島で取ったサンプルを持っているだけです.採集はされていませんか?
投稿: psocodea | 2011年1月31日 (月) 10時58分
Psocodeaさん、こんにちわ。
こいつを捕えるとなると、ビニール袋に刷毛で払い落とすという方法でしょうか(吸虫管は無いので)。 送る際には、生かしたままチューブに複数を入れても大丈夫でしょうか? 冷凍庫で死んでいただいてからだと腐りませんか? チャタテムシではどんな方法がいいのでしょう。
投稿: ezo-aphid | 2011年1月31日 (月) 12時22分
小さな瓶に消毒用のアルコールを入れ,刷毛をアルコールで湿らせて虫を貼付け,そのままアルコールに入れていただくのが一番です.機会がありましたら実物を見てみたいです.ウェブを見ていただければ,連絡先等も記載していますので,よろしくお願いします.
投稿: psocodea | 2011年1月31日 (月) 19時06分
おちゃたてさん、新発見おめでとうございます。 これ、遠目で見るとなんかに似てる、・・・・・・そうだ! クツ底。 和名は クツゾココナチャタテ でいかがでしょう (^^ 。
採集者にちなんだ和名となると、オチャタテコナチャタテ となりますが、それではちょっと意味不明・・・・・。 も少し良いのを考えると、イダテンチャタテのように本採用されるかも・・・・・、てへへっ、楽しみ。
投稿: ezo-aphid | 2011年1月31日 (月) 21時20分
Psocodeaさん、ご教示ありがとうございます。
樹皮の下からよく見つかるので、最普通種だと思っていました。
よく似た別種がいるのでなければ、多分この冬中には同じ場所で採集できると思います。
その時にはご連絡差し上げますので、よろしくお願いいたします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年1月31日 (月) 21時29分
ezo-aphid さん、
靴底ですか。
ワラジムシもゾウリムシも存在しますが、クツゾコムシはいませんね。
採集方法まで尋ねていただいてありがとうございます。
安請け合いしてしまいましたが、ちょっと心配になってきました。
なるべく早く見てこようと思います。
投稿: おちゃたてむし | 2011年1月31日 (月) 22時28分
おちゃたてさん、ご苦労さまです。例のプラ・チューブでも、ふたをパチンと押しつければアルコール標本は送れます。念のため、ビニール袋とクッション材の中にいれた方がいいでしょう。裸のチューブを封筒に入れて郵送したら、途中で(ふたが開いたのか)濡れて穴ができたらしく、空っぽの封筒だけを届けたことがありましたので。 「・・・・・・・クツウラコナチャタテの方が語呂がいいかなぁ(まだ言ってる)」
投稿: ezo-aphid | 2011年1月31日 (月) 23時29分
新発見、おめでとうございます。
チョッと目を離していたら、あっと言う間に凄い展開になっていたんですね!
気が付かなかったのは、ミステイクだったな(^^;。
見たことない顔だけと、これも暖かいところにいる種類なのかな?
この場所にいたとしても、私が撮るには、チョッと小さいかも知れません。
投稿: そら | 2011年2月 1日 (火) 20時21分
ezo-aphid さん、
ご助言ありがとうございます。大変心強いです。
あとは採集するだけですが、来週くらいには現場に行けると思います。
和名の方は・・・お任せします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 1日 (火) 20時24分
そらさん、こんばんは。
新発見?と言えるのかどうかわかりませんが、冬場にはよく見る顔です。
と言うより冬以外に樹皮の下なんか探さないので、年中同じ場所にいるんだろうと思っています。
Psocodeaさんのコメントでは石垣島で採集されているそうなので、やはり暖地に多いんでしょうか。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 1日 (火) 20時50分
「Embidopsocus 」 と検索すると、3年前の記事が出てきました。近畿地方には10年前からいた?
http://homeservice.blog.ocn.ne.jp/gaityuya/2008/02/post_3e07.html
投稿: ezo-aphid | 2011年2月 2日 (水) 14時18分
ezo-aphid さん、
やはり以前からいるんですね。
古い写真にざっと目を通すと、1997年と2000年にもよく似たものを撮っていました。
撮影倍率が低いのであまり細かな部分は確認できませんが、今回出したものとそっくりです。
どちらも1月、場所も同じ六甲山南側のハイキングコースで、記録が無いのですが多分枯れ木の樹皮下だと思います。
2度とも褐色の個体のほかに色の薄いものやほぼ真っ白のものを撮っていますが、これは羽化後の経過時間が短い個体でしょうか。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 2日 (水) 20時11分
そうですね、体色が薄いのはteneral というやつにあたるのでしょう。上記の3年前の記事中の写真(大量飼育中?)にもいますもの。
ところで、この方の記事でかわいらしいチャタテが載ってました。野外にはいないのかもしれませんが。
http://homeservice.blog.ocn.ne.jp/gaityuya/2010/11/post_b860.html
投稿: ezo-aphid | 2011年2月 2日 (水) 20時53分
ezo-aphid さん、おはようございます。
テネラルですか。
言葉は聞いたことがありますがそういう意味だんったんですね。ありがとうございます。
「害虫屋の雑記帳」のかわいらしいチャタテムシは見たことがありません。
成虫でこのサイズ(1.8mmくらい?)というのはコナチャタテ類以外には記憶がありません。
投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 3日 (木) 06時42分