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2011年1月28日 (金)

虫撮りカメラ

冬場で少々ネタ切れ気味なので、今回は一休みして私の使っているカメラを紹介します。こういうものに興味のない方には、こんな大層なものをぶら下げて虫撮りをしている苦労を察していただければ充分です。
比較的倍率の低い撮影にはごく普通の60mmF2.8のマクロレンズを使っているので、特に説明することもありません。ここでは主に等倍以上の撮影に使っているものを紹介します。

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カメラはニコンD200、レンズはズイコー1:1マクロ80mmF4とズイコーマクロ38mmF2.8の2本を自作ベローズを介して取り付けています。これらのレンズは昔のオリンパスOMシリーズ(35mm判フィルムカメラ)用で、ベローズか中間リングを併用することが前提の接写専用レンズです。
写真のレンズは38mmの方で、ベローズは一杯に伸ばした状態です。ストロボはニコン製では一番小型のSB-400で、延長コードを併用します。

センサー上での撮影倍率は、80mmでは約×0.25~×1.8、このレンズに専用のクローズアップレンズを取り付けると約×1.0~×2.8、38mmでは約×2.7~×6.0の範囲になります。
80mmは製品名が表しているように等倍(1:1)撮影を設計の基準にしたレンズで、メーカーは×0.5以上での使用を推奨していますが、複写のような撮影でなければ×0.25でも画質の低下は感じられません。
このセットで撮る場合はほとんどストロボ使用(自動調光)で、感度設定はISO200、
絞りは80mmでF11~16、38mmでF5.6~8くらいです。
ベローズには微動装置はなく、レンズには微調整用としてヘリコイドもついていますがストロークはごく短いので、ピント合わせにはカメラ全体を前後させる方法しかありません。レールには撮影倍率の目盛りを入れてあって、被写体を見てまず倍率を決めてからカメラを近づけるという手順になります。不便なようですが慣れればそうでもなく、ピント合わせで倍率が変化しないというのは便利でもあります。

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ベローズはもともと1990年に当時入手したオリンパスOM2用に作ったものでアルミ製、マウント部はメーカー製の中間リングから取り外し、蛇腹はやはりメーカー製のものの交換部品を使っています。
レール部は20mm角のコの字型のアルミチャンネル材で、簡単なリンク機構を内蔵して自動絞りが連動するように工夫しています。
3年ちょっと前からカメラをニコンD200に換えたのですが、このままではニコンには使えないので、更にアダプタを作って間に挟んであります。かなり無理のある方法なので自動絞りの連動が複雑になり、たまに調整しないと動作が不安定になることがあります。いずれ新たに本体を作り直すことを予定して一時しのぎのつもりで使っているのですが、ひまがなくて本体にはまだ手をつけられません。
この構造では絞り値の情報がボディー側に伝わらず、露出計やストロボの調光が正常に機能しなくなりますが、それは露出補正で誤魔化しています。要は開放絞り値と実絞り値の差が必要なので、例えばF4のレンズをF11で使う場合、プラス3EVの補正をかければいいわけです。
ストロボ用のシューは光軸の周囲を回転します。またシューとストロボは可動式の金具でつないでいて、被写体の真上や、逆光気味の照明が欲しい時に伸ばして使います。SB-400は発光部を上方90度まで回転できるので便利です。シューが2個あるのはオリンパス時代に2灯式のマクロストロボを取り付けていたためで、余った方はピント合わせ用のLEDライトなどをつけるのに使っています。
ストロボには簡単なディフューザーをつけます。百円ショップのクリアファイルの表紙やアルミテープ、マジックテープ等、材料も安くかさばらないのでレンズや倍率に合わせて何種類か作っています。リングライト型のディフューザーも作っていますがあまり使いません。

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ベローズのレールの中には伸縮式の支え棒のようなものを収めていて、上はそれを一杯に伸ばした状態です。棒の先を木の幹や地面、あるいはその上においた自分の手に押し付けてカメラを安定させるためのものです。また木の枝や葉を片手で持って撮影しなければならないような時に、その手のひら
に先をのせるようにすればかなり楽になります。
三脚を使うときにはジャンク品を改造したフォーカシングレールを取り付けますが、野外で三脚を使うことはまずありません。
ベローズ本体に38mmをつけて約770g、上の写真の組み合わせだとほぼ2kgとなります。コンデジで同程度の倍率の撮影をしている方もあることを考えればほとんど苦行ですが、メーカー製で唯一高倍率の撮影の可能なキャノン65mmF2.8が710gなので、これくらいは仕方がないとあきらめています。

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機材」カテゴリの記事

コメント

予想以上に凄~いのを使って、撮られていたんですね!
ストロボの部分は、とても参考になりました。
やはり、マクロだと近くで炊いた方が良いみたいですね。

これを持ってウロウロしてたら、やっぱり不審者ですかね。
先日、いつも行く病院の敷地内でストロボ炊いて撮ってたら、ガードマンの人に「何してるんですか?」って聞かれてしまいました(^^;。
撮った写真を見せたら、納得してくれましたが(^^)。

投稿: そら | 2011年1月28日 (金) 12時28分

オチャタテムシさん、こんばんは!
そらさん、こんばんは!

う~ん、すごいことになってますね。
ついに、企業秘密を公開ですか。
あの超精細画像のシステムがこれだったわけですね。
レンズだけは両方あります。黴びてますが(^-^)。

アルミのフォーカシングレールは既製品ですか?。
なにかアルミの無垢材から挽いたように見えますが、
それだと工作機械も必要ですね。

SB400のバウンスを利用したマクロ・ライティングはすばらしい。
自分も似たようなことをやっているのですが、
ここまでシステマチックではありません。
これを参考にデフューザーなど作ってみようと思います。
フラッシュ・ケーブルを使って、
これで真上からの光や半逆光を作り出せればいいでしょうね。

それにしても2kgの機材を手持ち、
それであの撮影倍率、完全に脱帽です。
これを振り回せば、物見高い連中はよってくるでしょう。
な~に、撮ったもの勝ちです。
私のモチベーションも上がりました。
恐れ入りました!!!。

投稿: jkio | 2011年1月28日 (金) 17時54分

おちゃたてさんに、いくつか質問で~す。
 1)「カメラは、1990年に当時入手したオリンパスOM2用ズイコーマクロ38mmF2.8用に作ったベローズを介して取り付けています」:思い出せば、38mmマクロには専用中間リングがあって、カメラマウントの背高ストロボで対応してたはず。これのどういう点に不満があって改造ベローズを作られたのでしょうか。ストロボの位置と距離だったのでしょうか? 当時は、鏡胴にクリップオンできる小型ストロボがなぜ無いのか、不満に思ったものです。この画像を見ると、ストロボの位置が自由になることがよく判りました。人間がものを見るのに、自然に近い影は絶対に必要ですものね。リングライトを使った画像はつまらないです。
 2)「感度設定はISO200、絞りは80mmでF11~16、38mmでF5.6~8くらいです」:素人は、焦点深度を重視して38mmでF11~16 にしたくなりますが、これには(解像度が落ちるなどの)欠点が多い、ということですか?
 3)「ピント合わせ用のLEDライトなどをつける」:絞ると開放測光ができないので、補助光としてLEDライトが必要となる、ということでしょうか?
 4)「ストロボの調光が正常に機能しなくなります」:Nikonのストロボとそれに見合うカメラ本体を使えば、どんなレンズでも自動調光は働くものと信じてましたが・・・・・・・。
 5)「ディフューザーは、クリアファイルの表紙やアルミテープ・・・・」:この例では、手前のアルミテープで反射させ、散乱光を主に使っているようですが。要するに強い直接光はさけよう、と考えればいいのですね。

投稿: ezo-aphid | 2011年1月28日 (金) 21時30分

そらさん、こんばんは。
いつも虫取りに行く公園では毎年アオバズクが営巣していて、時期になると沢山のカメラマンが巣のある木の周りに集まっています。
その頃このカメラを持ってうろついていると、通りすがりの人に「今日は居ましたか?」などと聞かれます。
虫を撮っている人間などこのあたりではまず見かけないからで、私自身ほとんど出会ったことがありません。
ストロボ撮影の場合、ディフューザーの効果は被写体から見た面積が大きいほど高くなるので、近づけた方が効果が上がると思います。

投稿: おちゃたてむし | 2011年1月28日 (金) 21時36分

jkio さん、こんばんは。
そんなに感心してもらって幸せです。
以前から家族や友人達には、撮った写真よりもそのカメラを見せた方がよほど受ける、とよく言われていたものです。
ベローズの工作については、私は以前からこのような玩具を作るのが好きなので、いろいろ道具も揃えています。自分で作ったり手を加えたりした道具で遊ぶのは最高の楽しみだと思っていて、時にはどちらが主目的かわからなくなります。
このカメラで撮る時は倍率も高くほとんどすべてストロボ撮影ですが、私にはむしろ低倍率時の自然光撮影の方が難しく感じられます。特にjkioさんの、自然の陰影を巧みに利用したドラマチックな映像にはつねづね感服していますが、なかなか真似が出来ません。
これからの課題だと思っています。

投稿: おちゃたてむし | 2011年1月28日 (金) 22時01分

ふーん、「撮った写真よりもそのカメラを見せた方がよほど受ける」ですか・・・・・・。思わず笑ってしまいました。  そんなに奇異に見えるものなのですねー。この形はある意味、必然だろうと思うのですが。
 「撮った写真」の違い、という事をつくづく考えてしまいます。おちゃたてさんには、「記念写真ではなく、行動を記録しつつ、姿・形を明瞭に見せたい」という目標、「野外の風の中などの悪条件でもフォーカシングを繰り返す忍耐強さ」、「被写体に合わせた光源の使い方」が違うように思われ、「拡大可能な複数のクリアショットの公表」により所属を調べやすい、という特長があると思います。こういう姿勢による画像は、昆虫をよーく眺めたいという観覧人には(たぶん研究者にも)とても有難いものです。ネタ切れなど数を気にせずに、淡々と、小さな生き物たちのホントの姿を見せ続けてください。

投稿: ezo-aphid | 2011年1月28日 (金) 23時29分

ezo-aphid さん、こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
1)オリンパスでは可変中間リングという製品を出していて、これに80mmや38mmをつけるのが当時としては唯一、自動絞りのままで高倍率の撮影が出来る組み合わせでした。野外で手持ち撮影をするには自動絞りは必須なので、私も最初この組み合わせで使っていたのですが可変中間リングのストロークは50mm程しかなくて倍率の可変範囲が狭く(80mmで×0.5~1.0)、かなり不自由なものでした。それがベローズを作ろうと考えた最大の理由です。
ストロボについてはオリンパスに、2個の発光部を電源から離して使える、他社には無い画期的なマクロ専用ストロボがあって、その発光部をレンズ先端に取り付けるためのリングも市販されていました。ストロボ自体はよく出来ていたのですが、専用リングに取り付けると発光部が前に出すぎて、とくに高倍率の時に不都合でした。そこでこのストロボをうまく使うために、レンズマウント周りに取り付けられるようにしたわけです。
2)被写界深度のためにはなるべく絞りたいところですが、特に38㎜では絞りすぎると解像度が目に見えて落ちてきます。許容基準の問題もあって、例えばweb用の、長辺が1000ピクセル程度の画像なら少しくらいの解像度の低下は誤魔化せるので1,2段絞って深度を稼ぐことが出来ますが、A3程度のプリントではそれがはるかに厳しくなります。撮影時に余裕があればどちらにも対応できるように絞りを変えて撮っておくのがいいと思いますが、私は個人的にはなるだけ解像度を落としたくない方です。
3)ピント合わせ用のLEDライトというのは、薄暗い場所や高倍率時に被写体を照らしてファインダー像を明るくし、ピントを合わせ易くすると言う意味です。状況によっては非常に役に立ちます。
4)フィルムカメラ時代のTTL調光ストロボでは、シャッターが開いて露光が始まった後、フィルム面からの反射光を直接測って発光量を決めていたので、専用ストロボでさえあればどんなレンズをどんな絞りで使おうが影響なく機能しました。しかし現在のデジタル一眼ではミラーアップの前、つまり絞りが開放の状態で一度弱く発光(プレ発光)させて計測し、そのデータを元に本番の発光量を決めるという仕組みになっています。つまり(測光時の)開放絞りと(露光時の)実絞りとの差の情報が必ず要るわけですが、この情報は各ボディーに対応したレンズを使わないと伝わりません。ですから私のカメラの場合は露出補正機能を使って、いわばマニュアルでその情報を入力しなければならないわけです。
5)ディフューザーの効果は、まず強い影や反射を抑えることにありますが、特に光沢の強い被写体に対しては出来るだけ広い角度からの光を与えるという効果も重要です。ストロボ撮影では周りの自然光の影響は相対的にかなり低くなるので、どうしても一方向からだけの照明で撮影することになってしまいます。例えば黒いテントウムシなどを撮る時に、正面からのストロボ光しかなければ、夜道で黒塗りの乗用車をヘッドライトで照らして見ているような画像になってしまいす。このような被写体の輪郭を出すには被写体の真上や真横、さらに後方からのなるべく面積の広い光源が必要です。実際の野外での撮影ではとても理想的な照明はできませんが、特に小さな被写体の場合にはストロボの位置やディフーザーを工夫することである程度補うことが出来ると思います。スレーブストロボを持った助手でも連れて行ければ一番いいのですが。

投稿: おちゃたてむし | 2011年1月28日 (金) 23時49分

おはようございま-す(^^、 リタイア組にもよく判るご丁寧なお返事をありがとうございます。
4)については、デジカメ時代に対応できていないことをつくづく感じました。3)は、野外では初めからあきらめてましたね。5)こそ、想像力と経験の差が出るものだろうと思います。2)はセンス(目標?)の問題でしょうか。1)は、改造志向のカメラマンが一番遊べる部分なのでしょう。ズームレンズの「前玉はずし」が、数年前の流行でした。すっかり忘れてましたが、ベローズにはダブルレリーズが必須でしたし、ニコンの接写にはレンズの逆向き接続と、昔は難儀を強いられてましたねー。
 これらすべてを野外でクリアしようと頑張り続けた(そして撮り続けている)おちゃたてさんはとてもエライ!と思います。  ・・・・・もっとうまいほめ言葉って思いつかないのかねぇ。いま時は、「とてもクールです」っていうのかしらん。

投稿: ezo-aphid | 2011年1月29日 (土) 08時55分

ezo-aphid さん、こんばんは。
過分なお褒めにあずかり恐縮です。
こんな話を聞いてくれる人が周りにいないもので、つい長々と講釈をして失礼しました。
他に方法を知らなかったもので、フィルムからデジタルに変えた以外は20年前と同じ機材を使い続けていますが、今はいろんなやり方があるようですね。
インターネットにつないでまだ1年ちょっとなので、「ズームレンズの前玉はずし」や高倍率ズームのコンデジに度の強いクローズアップレンズの組み合わせなど、最近までそんな方法があることを知りませんでした。
目的に合わない機材を無理やり改造したり誤魔化したりするのにもそれなりの楽しさはありますが、ユーザーがここまで苦労しなくて済むように、メーカーさんには自慢の最新技術を応用してこういう極少数派の需要に応える製品も供給していただきたいですね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年1月29日 (土) 20時19分

供給だけでなく適正価格でお願いしたいです。
私の希望の商品は、内蔵ストロボを手前に引っ張り出せるようにして、必要なときにレンズの先端に付けられるようにして欲しいです(^^;。
今日ストロボを使ってみて、つくづく感じました。
マクロ撮影のときは、小さなストロボで十分なので、小さいのが欲しいです。
自前で、色々とできる人が羨ましいです(^^)。

投稿: そら | 2011年1月29日 (土) 20時34分

そらさん、おはようございます。
おっしゃるとおり、内臓ストロボが引っ張り出せるようになれば便利でしょう。
私も普通の60mmマクロで撮るときには内臓ストロボにディフーザーだけですが、かなり不自由です。
接写ではそんなに大きな光量は要らないのに、メーカー製のいわゆるマクロストロボは大袈裟過ぎる(し、高過ぎる)のが多いようでね。


投稿: おちゃたてむし | 2011年1月30日 (日) 07時05分

 28日のそらさんへのお答え:「ディフューザーの効果は被写体から見た面積が大きいほど高くなる」 これ、名言だと思います。
自分が光をどうコントロールするか、ということだけを考えると想像できなかったことが、この言葉でイメージできるようになりました。そうかー、自分が虫になったとして、太陽をさえぎる大きな曇り空を作ってやればいいんだ、と。
 カメラ所有者の被写体は、ほとんどが風景・人物で、小さくてもせいぜい植物くらいまでの大きさですよね。キノコや昆虫などを撮るのはマイナーユーザーなので、量産品の開発目標にはできないんでしょうね(ふてくされ)。まして数ミリを被写体とする人は絶滅危惧種並みの稀人でしょう。これは企業としてはトーゼン無視ですねー。
 クリップオン型のストロボを発光部だけ引きずり出して(もちろんメーカー非推奨です)レンズの近くに置く、という荒業の実例紹介もありましたね。さすがに内蔵ストロボでは(怖くて)引っ張りだせないでしょうが。

投稿: ezo-aphid | 2011年1月30日 (日) 10時21分

ezo-aphid さん、こんばんは。
わたしもOMシリーズのマクロストロボを手に入れる前は、カメラ雑誌に出ていた栗林慧さんの機材などをお手本にして、メーカー非推奨の荒業をよくやっていました。
それにしても、昔のいわゆるシステム一眼レフのカタログを見れば、こんなものを誰が使うのかと疑問に思うような特殊な付属品が沢山並んでいましたが、昨今はメーカーさんもあまり遊ぶ余裕が無いんでしょうね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年1月30日 (日) 20時29分

おお、ほんとに自作なんですね。
ディフューザいいっすね。参考にさせていただきます。
私もやってみたいですが、自動絞りは大変そうなので、プリセット絞りで強力なLEDライトでピント合わせを行う方法でやろうかなと思ったんですが、レンズの入手が困難みたいです…。最低限レンズだけは補充して欲しいっす>オリンパスさま

投稿: Hepota | 2011年1月31日 (月) 09時01分

Hepotaさん、こんばんは。
ネットオークションは見ないのですが、カメラ屋さんの店頭でなら中古品を何度か見たことがあります。
今ちょっと考えているのは、オリンパスのEシリーズと35/3.5のマクロを使って、糸崎公朗さんがズームレンズでやっておられるようにレンズ逆向きで電気接点だけコードでつないでやれば・・・。
カメラもレンズも持っていないので考えているだけですが。

投稿: おちゃたてむし | 2011年1月31日 (月) 21時11分

中古屋さんをのぞいてみます。品薄になると粗悪品が高く売られている気がして、レンズの善し悪しが分からないシロウトには不安ですが…。

私も糸崎さんがやっているのを見て、フォーサーズ用のリバースアダプタを作ったことがあるんですが、解像度が良くない気がしてほとんど使ってません。簡単にまとめておきましたので、よければ参考にしてください。
http://blog.tamagaro.net/?p=710

投稿: Hepota | 2011年2月 1日 (火) 09時27分

Hepotaさん、
既にやっておられたんですね。
早速記事を拝見して、とても参考になりました。
条件を揃えて比較しないとはっきりとは言えませんが、35/3.5リバースでのテスト画像を見れば、OM用38/2.8マクロに比べて遜色があるようには思えません。後者でも5~6倍以上(35mm判換算)にもなれば解像度はかなり落ちてきます。それよりも本来の機能がそのまま使えることに魅力を感じます。

投稿: おちゃたてむし | 2011年2月 1日 (火) 20時42分

tukikです。今日はそらさんのリンクから来ました。
すごい機材ですね。写真の解像度が違うわけです。自作ベローズはすごすぎでコメントできないので、置いておいて、、、。

ストロボは1灯ですか。高倍率だとこのくらいの拡散板でもよく光が回るんですね。直接拡散板に当てないところが拡散版を均一に光らせるノウハウですね。

最後の支え棒のアイディアがすばらしいと思います。
私はこれまでは2本の指で葉っぱをつまみ、残りの指でレンズに手をあてて支えていたのですが、少し倍率が下がるとレンズに届かなくなって、もどかしい思いをしていました。
さっそく自分のカメラにも支え棒を取り付けました!

投稿: tukik | 2011年2月22日 (火) 23時29分

tukikさん、おはようございます。
ストロボ照明には苦労しますね。私も以前オリンパスOMで撮っていた時は発光部2灯のツインフラッシュを使っていたので、今でも2灯欲しくなることがよくあります。ディフューザを何種類も作っていますが、やはり1灯だと限界があるので、小型のスレーブストロボでも試してみようかと思っています。でも機材はあまり増やしたくないですね。
支え棒は、冬場の高倍率撮影にはほとんど使っています。でもこれから暖かくなって虫の動きが活発になると、この手の効かない場面も増えてきますね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年2月23日 (水) 06時41分

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