イスノフシアブラムシ
昨年12月の末に、アラカシのひこばえで産卵するイスノフシアブラムシを撮っています(こちら)が、同じ場所で3月に入ってもまだ産卵しているのが見られました。
生まれてきた幼虫の体の後部が光っているのは、まだ卵殻に覆われている部分でしょう。
約15分後。卵殻はお尻の先に押しやられて、脚をひろげています。
こちらの幼虫は体の背腹の向きが母親と逆です。アブラムシの出産はいろんな種で見ていますが、お腹を上に向けて出てくるのは初めて見ました。
それにしてもこのアブラムシは、冬の間ずっと出産を続けていたのでしょうか。
(2011年3月2日・明石公園)
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コメント
これも、逆子でしょうか(^^;。
初めて見る形の、アブラムシです!
子供が、お尻の先のフタが開いて出ているのが面白いですね(^^)。
投稿: そら | 2011年3月17日 (木) 20時40分
そらさん、こんばんは。
前後ろではなく表裏が逆なので、逆子とは言わないかも知れませんね。
アラカシの枝ではこれまでにも見ていたのですが、なにぶんこんな格好なので、最近まで私もカイガラムシの一種だろうと思っていました。
投稿: おちゃたてむし | 2011年3月17日 (木) 20時55分