サツマキジラミ
ひと月ほど前にシャリンバイの芽に産卵するサツマキジラミを紹介しましたが、(こちら)今回もう少しわかりやすい写真が撮れたので再度掲載します。
前回はまだ固い芽の隙間に産みこんでいましたが、今回はほころび始めた新葉の裏に産卵しています。
すぐに逃げてしまった前回と異なり、今回のモデルは大変協力的でゆっくり撮影をすることが出来ました。何度か向きを変えながら長い間産卵を続けていました。
母虫が立ち去った後の卵です。葉裏の絡み合った毛の間に埋め込むように産み付けられていますが、色が薄いので探すのもピントを合わせるのもひと苦労です。長さ0.3mm前後です。
(2011年4月21日・神戸市中央区)
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コメント
こんにちは、
最後の写真は、本当の撮りにくそうな被写体ですね!
小さな虫は複眼がピント合わせの目安になるので良いのですが、全体的にピントがあるようにするのに、カメラの位置合わせがなかなか大変ですよね!
いつも感心してみてますが、小さい虫の方がバックが暗くなりにくいのでよりキレイに見えるのかな(^^)。
投稿: そら | 2011年4月25日 (月) 12時51分
そらさん、こんばんは。
ほんとに、合わせたいところになかなか合わなくてイライラすることが多いですね。何度も撮りなおしてはモニタで確認を繰り返している間に被写体が逃げてしまったりするとがっかりします。
おっしゃるとおり、小さい被写体の方が背景の処理がしやすいかも知れません。いつも小物ばかり相手にしているとたまに大物に出くわした時に慌てます。
投稿: おちゃたてむし | 2011年4月25日 (月) 20時56分