カシトガリキジラミの幼虫(改題)
先月末に掲載したアラカシの葉裏のキジラミ卵が孵化していました。
写真からはわかりにくいかも知れませんが、幼虫の周囲の葉面がすでに陥没しはじめています。
葉を表から見ると、幼虫のついたところが小さく膨らんでいるのがわかります。 これらの幼虫がどんな成虫になるのか、出来れば確かめたいと思っています。
(2011年5月2日・明石公園)
* 5月7日・追記とタイトル変更 *
ezo-aphidさんのご指摘で、これはカシトガリキジラミの1齢幼虫であることがわかりました。紹介していただいた資料によれば、この後2齢で夏を越し、12月末までに5齢となって、大阪あたりでは成虫は普通3月中旬から出現するとのことです。このブログで3月末に出した成虫と幼虫も同種で間違いなさそうです。タイトルを「トガリキジラミの一種の幼虫」から、表記のように変更しました。
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コメント
今のうちから、タネ明かしをするとつまらないのですが、たぶんこれでしょう。とすると、年1化で長丁場になりそうですね。トビコバチ類が寄生するとのことです。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110003376956
投稿: ezo-aphid | 2011年5月 6日 (金) 10時55分
ezo-aphidさん、おはようございます。
3月末に出した成虫と終齢幼虫も含めて、やはりカシトガリキジラミで間違いなさそうですね。記事を修正しておきます。有難うございました。
投稿: おちゃたてむし | 2011年5月 7日 (土) 08時41分