ゴミグモのオス

クワの葉の下にぶらさがっているオスのゴミグモです。

網を張っているわけではなく、ただ数本の糸につかまって風に揺れています。

カメラを嫌がって近くの枝に退避したところです。体長約１２ｍｍ。茶色で毛深いメスに比べて毛が少なく、全身黒光りしていて一見別種のようです。お尻の先が金平糖、あるいは鬼の金棒みたいですね。
すぐ近くのマサキの生垣では毎年たくさんの巣が並んでゴミグモ団地のようになりますが、そこでは一度もオスを見たことがありません。普段はどこで暮らしているんでしょうか。

（２０１１年５月２４日・明石公園）