カシルリオトシブミ
イタドリの葉を切るカシルリオトシブミです。
ルリオトシブミ類はどれもよく似ていて外見での区別は困難なようですが、主にホスト植物からカシルリオトシブミと判断しました。同じくイタドリの葉を巻くルリオトシブミは山地性だということなので除外できると思います。以前に出した樹皮下で越冬中の個体も同種だと考えていますが、ホストがわからないので根拠薄弱です。
この明石公園で普通に見られるオトシブミ類はヒメクロオトシブミとこの種だけです。今頃の季節には園内あちこちでイタドリの葉を切ったり巻いたりしているのが見られるのですが、作業途中で放棄された葉が多いのが目立ちます。そっとカメラを近づけただけでもポロリと落下してしまうほど敏感なので、そのせいかも知れません。
(2011年5月24日・明石公園)
| 固定リンク
「鞘翅目」カテゴリの記事
- ヒロオビジョウカイモドキ♂の触角(2019.07.21)
- モンキゴミムシダマシ(2019.07.20)
- ハイイロゲンゴロウ(2019.07.14)
- シオヤアブ(2019.07.13)
- ヒメハナノミの一種(2019.07.10)
コメント