ニッケイトガリキジラミ
多数の虫こぶを生じたヤブニッケイの葉の裏です。
葉脈にそってくっついた幼虫はニッケイトガリキジラミで間違いなさそうです。成虫もいます。形成された虫こぶはニッケイハミャクイボフシというそうです。
3月末に出したカシトガリキジラミと同じTrioza属で、幼虫の形もよく似ています。体長はちょうど2mmです。
同じ葉にいた成虫。体色が薄いのは羽化後間がないせいでしょう。やはりカシトガリキジラミに似ていますが、翅が更に細長いようです。体長約2.8ミリ、翅端まで4.1mmです。
上の状態から5分間で抜けてしまいました。右に見える窪みにも別の幼虫がいたんでしょうね。
(2011年5月2日・明石公園)
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