« ラミーカミキリ | トップページ | セグロアシナガバチ »

2011年6月15日 (水)

マエモンクロヒロズコガ

頭端から翅端まで10mmほどの小型の蛾です。特徴がはっきりしているので種名は合っていると思います。エノキの幹にいました。

_dsc2686
図鑑によると前翅の中室端(大白斑の内端部)に大きな半透明の部分があるとのことですが、この写真からはよくわかりません。

_dsc2694
上から。

(2011年6月4日・明石公園)

|

« ラミーカミキリ | トップページ | セグロアシナガバチ »

鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

ウワァー!うらやましいぃ、未だ出会えていないものだ。
おそらく目の前にいても見逃しているのだと・・・、何しろ見て回っているのは葉っぱの方ばかりで幹などほとんど見ていない。
明日から見方が変わるかな。
大きな半透明部分、お写真からでも判ります。白い部分のポチッと小さく飛び出たところのの下側の少し濁って見える部分です。
http://www.jpmoth.org/~dmoth/11_Tineidae/1107_Tineinae/11070501_Monopis_pavlovskii_0717/Monopis_pavlovskii.htm
これの生態写真右側でハッキリした位置がわかると思います。
以前にお話しした♂特有の刻孔とは異なるもののようです。

話が変わりますが、石垣の中のミノムシのような蜘蛛の巣についてAclerisさんからコメントをいただいています。
ツリガネヒメグモの仲間のもののようでAclerisさんも未だ正体が確かめられていないようです。

投稿: YAMKEN | 2011年6月15日 (水) 20時19分

こんばんわー。鱗粉の突起がほとんど傷んでいないので、羽化して間もなくと見受けました(どこの写真を見てもこれほどきれいに写ったものがない!)。幼虫は、鳥の巣などで動物性食とのことですが・・・・・、付近にそういうものがあるのですか?

投稿: ezo-aphid | 2011年6月15日 (水) 21時10分

YAMKENさん、おはようございます。
言われてみれば何となくそれらしいものが見えるようです。
本当は標本にして光を透かしてみればもっとよくわかるんでしょうね。
BBSは早速拝見しました。やはりクモですか。その線で注意をしていればそのうち正体がつかめるかも知れません。
ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月16日 (木) 06時05分

ezo-aphidさん、おはようございます。
鳥の多い場所だとは思いますが、普段その方面には注意していないのですぐ近くにあったかどうかはわかりません。
動物性食とは、いったい何を食べるんでしょうね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月16日 (木) 06時09分

昆虫の雌や幼虫が必要な栄養分は「たんぱく質」だと思ってるので、鳥の羽毛軸というのはどうでしょうか? ひなから幼鳥になるときに換毛期(動物園のペンギンで見ました)というのがあるような。Monopis属は、園芸用固形肥料(屠畜廃棄物?由来)から出てきたこともありますが。

投稿: ezo-aphid | 2011年6月16日 (木) 23時06分

ezo-aphidさん、おはようございます。
鳥の巣で動物性、というと鳥やその糞につくダニや昆虫のようなものを思いうかべていたのですが、羽毛軸というのは考えませんでした。カツオブシムシみたいなもんでしょうか。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月17日 (金) 05時56分

おはようございます。
ヒロズコガはケラチンを消化できるので、毛やら革製品やらを食べるようです。鳥の巣だと毛を食べていたのではないでしょうか?

投稿: Hepota | 2011年6月17日 (金) 06時30分

イギリスにもよく似た(よく見れば鳥フン模様)Monopis monachellaという種類がいます。その説明でも、「ふくろうのpellets(吐き戻し)や、動物の死体、と信じられていて、幼虫(の形態)は未記載」とあります。生態はよく判っていないのですね。
 「鳥フンだまし」類の生物って、黒白の塊をくっつけた模様、というイメージですが、そのような糞をするのはどういう鳥で、何を食べてるんでしょうね。・・・・・判らんことばかりです。

投稿: ezo-aphid | 2011年6月17日 (金) 09時37分

Hepotaさん、こんばんは。
やはりカツオブシムシのお仲間なんですね。革製品も食するとなると害虫になる奴もいるんでしょうか。

ezo-aphidさん、
鳥フン模様というのは、やはり鳥の巣に産卵する習性に必要な擬態なんでしょうか。そう言われるとこのマエモンクロもアゲハの若齢幼虫と同じ系統の色模様ですね。人間から見るとかなりよく目立っているような気がしますが。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月17日 (金) 19時26分

おまじないが効きました。
6/18に出会えました。明石公園ではないですが・・・・。
貴殿ほど鮮明に撮影ができていませんが、とりあえず報告にとMyBBSに。

投稿: YAMKEN | 2011年6月20日 (月) 14時52分

YAMKENさん、こんばんは。
お知らせありがとうございます。
早速BBSを拝見すると、「翅の半透明部分」が私の写真よりずっとはっきり見えますね。
これからは「明石の蛾達」に未登場の蛾を見つけるのも目標の一つとさせていただきますので、よろしくお願いします。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月20日 (月) 19時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マエモンクロヒロズコガ:

« ラミーカミキリ | トップページ | セグロアシナガバチ »