« ツツキノコムシの一種 | トップページ | タマゴクロバチ科の一種(Trissolcus nigripedius (Nakagawa))(改題) »

2011年6月18日 (土)

マガリケムシヒキの産卵

産卵中のマガリケムシヒキです。

_dsc3733
エノキの幹の、かさぶた状に樹皮の浮きあがった部分の隙間に腹端を差し込んでいました。以前アラカシの幹でも同じように樹皮の隙間に産卵するのを見たことがあります。

_dsc2669
器用に動くものです。

_dsc2696
虫が移動したあと、樹皮を剥がしてみました。白い卵が産みつけられています。

_dsc2699
他の虫の卵に比べて不定形ですが、大体長さ1mm前後です。上に何かシート状のものがかぶさっていますが、潰れた卵殻のようにも見えます。
こんな場所で孵化した幼虫は何を食べるんでしょうか。すぐに幹を這い降りて落ち葉や土の中に潜りこむのかも知れません。

(2011年6月4日・明石公園)

|

« ツツキノコムシの一種 | トップページ | タマゴクロバチ科の一種(Trissolcus nigripedius (Nakagawa))(改題) »

双翅目」カテゴリの記事

コメント

おはようございます。そういえば成虫ばかりが注目されがちで、幼虫がどこで何を食べてるかなんて考えないような・・・。MNDを見ると、判っている種が少ないのですが、(ご推測のとおり)土中や腐朽木でそこに住むハエ類やコガネムシ幼虫などを捕食しているようです。産卵場所は、地面よりもこちらが安全、というわけでしょうか。

投稿: ezo-aphid | 2011年6月18日 (土) 08時43分

ezo-aphidさん、こんばんは。
幼虫も肉食なんですか。いわゆる蛆虫が獲物を探して捕まえるという図はなんとなく想像しにくい気がしますが、考えてみればヒラタアブの幼虫などでは見慣れているはずでした。
孵化幼虫が地上にたどり着くまでに危険が一杯ありそうですね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月19日 (日) 00時09分

マガリケムシヒキがこんなところに産卵するとは知りませんでした。
シオヤアブが葉裏などに白い分泌物で包まれた卵を産むところを何度か見たことがあって、ムシヒキはみんなこういう卵を産むのだと、思い込んでいました。
勉強になります。
http://plaza.rakuten.co.jp/hammeratsannda/diary/200607120000/

投稿: ハンマー | 2011年6月20日 (月) 07時21分

ハンマーさん、こんばんは。
マガリケムシヒキが木の幹に産卵するのは二、三度見ていますが卵を確認したのはこれが初めてです。ハンマーさんもまだご覧になっていないと聞くとちょっと得意な気分です。シオヤアブの産卵はまだ一度しか見たことがありません。開けた草原に多いシオヤに比べるとマガリケは林の中を好むようなので、そのあたりも産卵習性に関係があるのかもしれないと思っています。

投稿: おちゃたてむし | 2011年6月20日 (月) 19時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マガリケムシヒキの産卵:

« ツツキノコムシの一種 | トップページ | タマゴクロバチ科の一種(Trissolcus nigripedius (Nakagawa))(改題) »