セグロアシナガバチ
オオスカシバの幼虫を捕らえたセグロアシナガバチです。
桜堀のほとりにぽつんと一本だけ植わっているクチナシ、と言っても明石公園をご存知ない方には通じませんが、そのあまり大きくもないクチナシの木には毎年オオスカシバが産卵に来るらしく、ほとんど丸裸にされてしまうこともあります。
この時はハチがイモムシを捕えた瞬間から見ていたのですが、手前の枝が邪魔になってなかなかカメラを近づけられず、ようやく撮影できた時には獲物は半分肉団子になりかけていました。終齢にはまだ遠い、中くらいの大きさの幼虫でした。
何度見てもハチの仕事の手際の良さには感心します。おそらくこの同じハチの恰好の餌場になっているのでしょう、周りの葉や枝には黒くなった獲物の残骸がいくつも残されていました。
(2011年6月4日・明石公園)
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