タカチホヒラタタマバチ
2年前の写真です。
ハイキング道わきのエノキの立ち枯れで、初めて見る種のハチが産卵していました。
1枚目の写真の上の個体です。腹部が左右方向に平べったくて、色の薄い部分は光が透けて見えます。
奇妙な形をしたハチで最初科名の見当もつかなかったのですが、あちこち探してみた挙句「蜂が好き」の画像集の中のヒラタタマバチ科・タカチホヒラタタマバチ Ibalia takatchihoi Yasumatsu にたどりつきました。
ヒラアシキバチに寄生するそうで、1枚目の上の個体の後方にぼやけて写っているのはヒラアシキバチが残していった腹部の皮(幹から抜けなかった産卵管にくっついたままの)です。
また同じ枯れ木には、やはりヒラアシキバチに寄生する大型のオナガバチの一種(Megarhyssa sp.)も数匹集まって産卵していました。
(2008年6月8日・神戸市中央区 再度谷)
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