ヒドロクラゲ類2種
桟橋の上を行ったり来たりしてプランクトンネットを曳くと、小さなクラゲもよく入ってきます。次の2種はどちらもヒドロクラゲ類(刺胞動物門・ヒドロ虫綱)で、ごく普通に見られる種類です。
これはオベリアクラゲ(obelia.sp.)です。扁平な傘を持ったクラゲで、その傘を収縮させて活発に泳ぎます。直径2mm以上の大きいのも時々見ますが、これはちょっと小さめです。
こちらは典型的なお椀型です。手元の図鑑には似たような種ががいくつも出ていますが、ぴったり来るものがなくて不明のままです。やはり活発に運動しますが、動きの止まったところでピントをずらせて2枚撮りました。
(2011年7月22日・神戸市西舞子海岸)
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