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ヒロズコガ科のクロスジツマオレガです。
サクラの葉の裏にとまっていました。背中(前翅後縁あたり)に瘤のような膨らみがあります。頭の毛の先から翅端まで約8.5mmです。
背面から見ると前翅の先端が外側に開いていて、これが和名の由来でしょう。古い保育社の図鑑ではツマオレガ科、北隆館ではモグリガ科(種和名もクロスジモグリガ)となっていますがその後ヒロズコガ科に入れられたようです。
(2011年7月27日・明石公園)
2011年8月 6日 (土) 鱗翅目 | 固定リンク
これも、大きさと触角の感じから♂のようです。 私は未だ明石公園では出会えていないようです。 止まり方や色模様や容姿は、殆どが擬態を考えた末のようです。 ・・・が、出会いの度に頭をひねるものの何をどう真似たのか判らないのが沢山います。 ともあれ、現在まで生き延び子孫を残しているのですから効果はあったのに間違いなさそうです。
投稿: YAMKEN | 2011年8月14日 (日) 10時17分
YAMKENさん、 こんな小さくて目立たない蛾も探せばいろいろ見つかるもんですね。 この蛾に見られるような色模様は何か特定のものに似せると言うより、強い線によって全体の輪郭から注意を逸らせるというか、虫の体を一つのまとまった形として認識されにくくする効果があるように思います。もちろん、この蛾の天敵の意識(?)にどのように映っているのかは永遠の謎だと思いますが。
投稿: おちゃたてむし | 2011年8月15日 (月) 17時08分
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コメント
これも、大きさと触角の感じから♂のようです。
私は未だ明石公園では出会えていないようです。
止まり方や色模様や容姿は、殆どが擬態を考えた末のようです。
・・・が、出会いの度に頭をひねるものの何をどう真似たのか判らないのが沢山います。
ともあれ、現在まで生き延び子孫を残しているのですから効果はあったのに間違いなさそうです。
投稿: YAMKEN | 2011年8月14日 (日) 10時17分
YAMKENさん、
こんな小さくて目立たない蛾も探せばいろいろ見つかるもんですね。
この蛾に見られるような色模様は何か特定のものに似せると言うより、強い線によって全体の輪郭から注意を逸らせるというか、虫の体を一つのまとまった形として認識されにくくする効果があるように思います。もちろん、この蛾の天敵の意識(?)にどのように映っているのかは永遠の謎だと思いますが。
投稿: おちゃたてむし | 2011年8月15日 (月) 17時08分