ムモントックリバチ
イスノキの枝で巣造りを始めていたトックリバチです。
すでに壷の底の部分が出来上がっていて、周囲の壁の工事にかかっています。
常に頭を壷の中心に向けて壷の周囲を周りながら、大顎と脚を使って巧みに壁を延ばしていきます。
壷を着ける場所からミカドトックリバチかと思ったのですが、胸背や顔面(上の写真では見えませんが)から判断するとムモントックリバチのようです。ただ、これまでムモンは樹幹や石の凹みを利用してドーム型の巣を造るのが常道で、ミカドが木の枝に着けるような球形の壷は造らないと理解していました。ひょっとすると写真のハチは黄色紋の少ないミカドトックリバチなのかもしれません。
(2011年8月15日・明石公園)
| 固定リンク
「膜翅目」カテゴリの記事
- モチノキタネオナガコバチ(2019.07.27)
- ナガコバチ科の一種(?Metapelma sp.)(2019.07.23)
- ウスマルヒメバチ亜科の一種(Lissonota sp.)(2019.07.18)
- フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.)(2019.07.12)
- アミメアリ(2019.07.04)
コメント