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2011年10月 4日 (火)

オナガグモを捕えたマミジロハエトリ(改題)

* 2013.02.21・記事とタイトル訂正 *

当初写真のハエトリグモをネコハエトリとしていたのですが、池田さんのご指摘でマミジロハエトリの雌であることが分かりました。記事とタイトルを訂正しました。

セイタカアワダチソウにいたネコハエトリマミジロハエトリです。

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なにやら長い物をくわえている思えば、獲物はオナガグモでした。

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クモを食うクモとして知られるオナガグモですが、こんなこともあるんですね。
もっとも、糸を伝ってくる獲物を襲うというオナガグモの狩猟方法は、ハエトリグモには通じないのかも知れません。

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この顔を見るとついアップで撮りたくなります。

(2011年9月28日・神戸市北区 丹生山)

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クモ類」カテゴリの記事

コメント

こんにちは、

オナガグモは、糸を飛ばしてそれを伝って移動するので、飛ばした糸が絡まった先にハエトリ君が待ってたのでしょうか(^^;。
残念ながら今年はオナガグモに出会ってませんが、年に一度くらいは撮っておきたいですものです。

ハエトリグモの仲間の多くは、チャンとカメラポーズを取ってくれるので、確かに撮りたくなってしまいます。
みんな、いい顔してますからね(^^)。

投稿: そら | 2011年10月 4日 (火) 12時28分

そらさん、こんばんは。

なるほど、そういう顛末だったのかも知れません。
私の家の近所でもオナガグモは少なくて、一度獲物を捕えた場面を撮影したいと期待しているのですが未だ叶いません。

ハエトリグモの顔に親しみが持てるのは、真ん中の単眼が特に大きくて、われわれと同じ二つ目族のように見えるせいもあるような気がします。目玉が8個というのは多すぎますものね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年10月 4日 (火) 20時24分

たまたま拝見しました。池田です。
ネコハエトリではなく、マミジロハエトリ雌です。
腹部背面後半に黒い一対の点がありますが
これがマミジロハエトリ雌の多くにある特徴です。
ネコハエトリ雌にはこのような一対の明瞭な黒点はありません。
また荘司康治郎氏によると正面からみたとき
大きな目(前中眼)とその横の目(前側眼)の下側に
白い毛がありますが、これが横じま状になっているのが
マミジロハエトリ、ネコハエトリはしまにならない。
写真がよく撮れているので、その特徴も分かりますが
明らかに横縞になっています。つまりマミジロハエトリです。

投稿: ikeda | 2013年2月21日 (木) 00時56分

池田さん、はじめまして。
ご教示ありがとうございます。
早速ネット上のいくつかのサイトの画像でご指摘の二つの特徴を確認しました。確かにマミジロハエトリですね。
下調べが足りなくてお恥ずかしい限りです。タイトルを訂正しておきます。

投稿: おちゃたてむし | 2013年2月21日 (木) 06時35分

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