イダテンチャタテの幼虫
この秋は夏の猛暑のせいか、全般に昆虫の数が少ないような気がします。このイダテンチャタテの幼虫にしても例年ならあちこちの木の幹で目につくのに、今年はかなり探してようやく見つけました。
とは言っても居るところには居るもので、このケヤキでも大小の幼虫が多数見つかりました。左に写っている大きい方が体長約2mm、右が約1.2mmです。成虫は複眼が異様にとび出した特徴的な顔をしていますが、この時期にはまだ他のチャタテムシの幼虫と大きな違いはありません。これもこの種の(成・幼虫を通じての)特徴だと思うのですが、どの個体も頭を下に向けて静止していました。
(2011年10月11日・明石公園)
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