マエグロシラオビアカガネヨトウ(改題)
ツツジの葉にとまっていた見慣れぬ蛾です。
最初はシラオビアカガネヨトウとして出しかけたのですが、よく調べると前翅の白帯が前縁に接する部分が黒いのはマエグロシラオビアカガネヨトウだそうなので、写真の種もそれだと思います。
(2011年10月7日・神戸市垂水区 学が丘北公園)
* 11月11日・追記とタイトル修正 *
YAMKENさんから、いくつかの特徴からやはりシラオビアカガネヨトウではないかとのご指摘をいただきました。詳しくはコメントをご覧下さい。「マエグロシラオビアカガネヨトウ」としていたタイトルをひとまず?付きで「シラオビアカガネヨトウ」に修正しておきます。
* 12月7日・追記とタイトル修正 *
YAMKENさんから、やはり「マエグロ・・・」であるようだとのコメントをいただきました。最初の私の見立てと同じになったわけですが、新たにご自身で見られた2個体を調べた結果ということで、はるかに信頼がおけるご意見だと思います。詳しくはコメントを参照して下さい。タイトルを元の「マエグロシラオビアカガネヨトウ」に直しました。
| 固定リンク
「鱗翅目」カテゴリの記事
- サザナミスズメ(2019.07.15)
- ヒロヘリアオイラガ?1齢幼虫(2019.07.07)
- クロスジキヒロズコガ(2019.06.29)
- ギンシャチホコ1齢幼虫(2019.06.27)
- シャチホコガ若齢幼虫(2019.06.26)
コメント
ウ~~ン・・・と、うなってしまいました。
アカガネヨトウ類には未だ出会っていませんのでWeb上での情報と見比べてみました。
出現時期からだとマエグロシラオビなのですが・・・、地域や最近の気象環境によって狂うことがあるし・・・。
前翅の模様からするとシラオビっぽくも見えます。
前縁の黒い部分は、マエグロシラオビではもっと幅広く白い帯をぼやかしているようで、シラオビでは完全にないのではなく前縁端はわずかに黒いように思われます。
更に外縁の模様も微妙です。
マエグロシラオビでは褐色部はもっとハッキリして内側に細く黒い縁取りがあり、シラオビではハッキリせず内側にはやや太い帯状の黒い筋があるそうです。
私に出会いがあれば再び悩み返しそうですが、今のところはシラオビに軍配を上げておこうと思います。
投稿: YAMKEN | 2011年11月11日 (金) 07時34分
YAMKENさん、おはようございます。
詳しく見ていただいてありがとうございます。
私もあちこちの画像を見比べてみたのですが、やはりこういう微妙な違いで判別するには見るべきポイントが判っている人でないと難しいですね。
とりあえずタイトルは?付きでシラオビアカガネヨトウに直しておきます。
投稿: おちゃたてむし | 2011年11月11日 (金) 09時25分
お詫びのため、古い記事にコメントいたし、二重にお詫び申し上げます。
シロオビに軍配を上げていましたが、差し違いでマエグロシラオビのようです。
12/06に明石公園トイレ2ヵ所で2体ようやく出会えることができました。
そして、ビックリしました。
普通、前翅は生態においても前縁まで平らなのですがこの種はほぼ直角に曲がっているのですね。
このため、前縁まで平らにしてある展翅標本と見比べて思い違いをしてしまったようです。
改めて、このことを前提に見直した結果です。
私の2体もマエグロシラオビでした。
未だ出会えていない種を同定するには慎重に慎重をきさねばと反省している次第です。
投稿: YAMKEN | 2011年12月 7日 (水) 17時08分
YAMKENさん、こんばんは。
ご丁寧にありがとうございます。
確かに写真をよく見ると翅の前縁が少し巻き込まれているように見えます。
やはり生態写真で判断するのは難しいんですね。
YAMKENさんでも判断に迷うとすれば私などの手に負えないはずです。
タイトルを「マエグロ」に直しておきます。
投稿: おちゃたてむし | 2011年12月 7日 (水) 20時13分