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このところ変わったものが撮れなくて同じ種の二度目三度目の登場が増えてきましたが、このアリも三度目です。
数年前に伐採されたアベマキの切り株にできた巣穴を出入りしているオオハリアリです。
巣穴の拡張工事をしているのか、中から出てくるアリはほとんど木屑をくわえています。あまり遠くまで運ばず手近な場所に置いていくので巣穴の周りは一面細かな木屑だらけになっています。
顔のアップを狙って長時間粘ってみましたが、アリの動きについて行けずピントの合ったものはほんの数枚でした。
(2011年10月11日・明石公園)
2011年10月27日 (木) 膜翅目 | 固定リンク
こんにちわ。 この画像とは直接関係しないのですが、あまりのことなのでご紹介を。アリのエサ交換習性を利用して「路上強盗」をするクロコバエがいることが判りました(学名で検索すると写真と説明が出てきます)。 Milichia patriziiの雌が、1)歩行中のシリアゲアリ(Crematogaster)につきまとう、2)アリの触角を自分の触角で挟むとアリは停止する(ハエの頭に仲間を示す化学物質がある?)、2)さらに口吻でアリのひげをつつくとエサを離すのでそれを戴く、ということのようです。日本のアリでも見られるといいですねー。 そうしてみると、BABAさんのブログのように、前脚をアリの触角の代用にしてアブラムシから甘露をもらうことなど、彼女らには簡単なことかもしれません。
投稿: ezo-aphid | 2011年10月27日 (木) 13時57分
ezo-aphidさん、おはようございます。 さっそく検索してみました。この巧妙な戦術がどうやって進化したのかと思いますが、自然界にはこんな奴が沢山いるんでしょうね。写真も素晴らしいです。BABAさんの観察を考え合わせると、そのうち日本でも同じような習性を持つハエが見つかるかも知れないという気もします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年10月28日 (金) 07時58分
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こんにちわ。
この画像とは直接関係しないのですが、あまりのことなのでご紹介を。アリのエサ交換習性を利用して「路上強盗」をするクロコバエがいることが判りました(学名で検索すると写真と説明が出てきます)。
Milichia patriziiの雌が、1)歩行中のシリアゲアリ(Crematogaster)につきまとう、2)アリの触角を自分の触角で挟むとアリは停止する(ハエの頭に仲間を示す化学物質がある?)、2)さらに口吻でアリのひげをつつくとエサを離すのでそれを戴く、ということのようです。日本のアリでも見られるといいですねー。
そうしてみると、BABAさんのブログのように、前脚をアリの触角の代用にしてアブラムシから甘露をもらうことなど、彼女らには簡単なことかもしれません。
投稿: ezo-aphid | 2011年10月27日 (木) 13時57分
ezo-aphidさん、おはようございます。
さっそく検索してみました。この巧妙な戦術がどうやって進化したのかと思いますが、自然界にはこんな奴が沢山いるんでしょうね。写真も素晴らしいです。BABAさんの観察を考え合わせると、そのうち日本でも同じような習性を持つハエが見つかるかも知れないという気もします。
投稿: おちゃたてむし | 2011年10月28日 (金) 07時58分