クリオオアブラムシ
9月末にアベマキの枝で見たのと同じクリオオアブラムシの集団です。約2週間後、有翅成虫が盛んに羽化していました。
数も増え間断なく甘露が落ちてくるので、枝の下からカメラを構えるのは危険です。近くに巣が多くないのか、それを求めて来るアリが少ないのが不思議です。
多くの虫では羽化して来た時には白っぽかったり半透明だったりして結構きれいなものですが、こいつは初めからほとんど真っ黒ですね。
翅はほぼのびきっていますが、特有の煤のような色になるにはかなり時間がかかります。
(2011年10月11日・明石公園)
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コメント
こんにちは、
近所のいるクリオオアブラムシは、蟻道と一緒くたになっていて、しかも薄暗い場所なので全然キレイに撮れません。
この間は、子供を出産していたのですが、お手上げでした(^^;。
ブログを見ていてふと思ったのですが、おちゃたてむしさんは樹木にいる虫が多くて私は草原で撮ることが多いので、それで意外に同じ虫が出ることが少ないのかなと思ったりしてます。
樹木の表面もたまに見てますが、ジックリ観察しないと見つからないようで、なかなか獲物が見つかりませ(^^;。
投稿: そら | 2011年10月25日 (火) 12時52分
そらさん、こんばんは。
ご指摘の通り、私の撮るのは草よりも木にいる虫が多いと思います。
近所に草原と言えるような場所が少ないし、公園などでは雑草はすぐに刈り取られてしまうせいもありますが、私自身どちらかと言えば開けた草原よりも林の中が性に合っているのかも知れません。
でも、最近では薄暗い木陰で小さな虫を探すのがかなり難儀になってきました。
投稿: おちゃたてむし | 2011年10月25日 (火) 23時12分