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2011年10月 2日 (日)

クリオオアブラムシ

久しぶりのアブラムシです。

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アベマキの枝に群がるクリオオアブラムシです。

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混み合った中で出産中。

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お尻につけているの母虫の出した甘露でしょうか。先端の黄色いのは卵殻だと思います。親が大きいだけに子も大きくて、体長2.5mmくらいはあります。

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こちらは脱皮中。体長3mmほどなので、2齢になるところでしょう。

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これが有翅虫です。体長約6mm。大きいです。

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甘露をもらうトビイロケアリです。同じ群れにはアミメアリも来ていましたが、喧嘩もせず仲良く分け前にあずかっていました。

(2011年9月24日・明石公園)

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コメント

3枚目の写真:おちゃたてさんの推測はアタリと思います。排出口は産出口より上の位置にありますので、甘露(おしっこ)が新生子虫の背中側につくのは妥当です。キチン板に横一文字のスリットに見えるのが甘露排出口でしょうね。 ところで、アリの方はアブラムシに甘露を催促(触角で背中をトントンとか)しないのでしょうか?

投稿: ezo-aphid | 2011年10月 3日 (月) 09時25分

ezo-aphidさん、こんばんは。
ご確認ありがとうございます。しかしこの粘っこい液体があまり多量につくのは、生まれたばかりの子虫にとっては良くないでしょうね。
アリの方からの催促ですが、実はよく憶えていません。この時はアリの数が少なく供給過剰気味で、お尻の先に甘露の球をつけてもアリが受け取る前に飛ばしてしまうのが多く見られました。

投稿: おちゃたてむし | 2011年10月 3日 (月) 21時11分

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