ユスリカ科の一種
アラカシの葉の裏で、異様に長い脚を左右に伸ばしてヤジロベエのようにゆらゆら動かしていました。
体長は約3mm、左右に伸ばした前脚はさしわたし7mmにもなります。
翅脈が判るようにトリミングしました。ユスリカ科には間違いないようです。以前こちらに出したものと同種かも知れませんが、やや小型です。
(2011年11月15日・明石公園)
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コメント
こんばんは。
この体型のユスリカこちらでも見ます。結構敏感でなかなか近づけません。
こんなに綺麗に撮れないので、うちのサイトではまだ登場していません。
いつもながら、スタジオで撮ったように、よく撮れていますね。
投稿: tukik | 2011年11月24日 (木) 00時29分
tukikさん、おはようございます。
確かにすぐ逃げますね。この日はかなり気温が下がり動きが鈍っていたようですが、別の角度から撮る前に逃げてしまって、この一枚しか残りませんでした。
何となく影の薄い虫ですが、よく見ると結構きれいですね。
投稿: おちゃたてむし | 2011年11月24日 (木) 06時53分
よく見かける種のように思うのですが、ユスリカの分類は素人には難しいですねー。翅脈はぴったりは合いませんが、第1ふ節が脛節より長いことから、ユスリカ亜科と思います。
生き物の同定には、それぞれのグループで最も普通に出会える代表種をよーく見ることが重要かな、と思い始めてます。鳥を覚えるには、まずスズメ・カラス・ムクドリ、というように。
投稿: ezo-aphid | 2011年12月 9日 (金) 09時50分
ezo-aphidさん、
ユスリカ亜科ですか。ありがとうございます。
こんなどこにでも居そうなユスリカとか、“ただのハエ”とかがとても難しいものですね。
普段見かけても面倒臭くてそのまま見過ごしていることが多いのですが、おっしゃるようにまずそのような普通種からきちんと押さえていくのが近道なんだと思います。
個人的にはユスリカの仲間と判っただけでも大した進歩なのですが・・・。
投稿: おちゃたてむし | 2011年12月 9日 (金) 20時56分