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2011年11月18日 (金)

ミノウスバ

毎年恒例のミノウスバです。生垣のマサキの枝に集まって、産卵の真っ盛りでした。11月15日の撮影ですが、同じ場所で昨年の11月12日にはまだほとんど産卵を始めていなかったので、今年は少し早いようです。

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メスの腹部にはオレンジと黒の長い毛が豊かに生えていますが、産みつけた卵にその毛を貼り付けていくので、産卵を終えたメスは大変貧相な姿になってしまいます。一番右のメスはまだ産卵を始めて間がないらしく、まだふさふさとした毛が残っています。

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どんなふうにして毛を貼り付けていくのか、動きが遅いのでよくわかりません。

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別の枝です。産卵場所はいくらでもありそうに見えるのに、なぜかたいがい同じ枝ににひしめき合って産卵しています。何を間違えたのか他人の翅の上に卵を産みつけてしまったものもいるようです。

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これではもう飛ぶことも出来ないと思われますが、産卵を終えたメスは死ぬまでその場に留まっていることが多いようなので、おそらく翅を使う必要もないのでしょう。

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こちらは交尾中。左の、櫛状の触角を持ったのがオスです。

(2011年11月15日・明石公園)

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