ヒメコバチ科の一種(?Tamarixia)とサツマキジラミの幼虫
昨日に続いて、シャリンバイの葉裏で見つけたコバチです。
サツマキジラミの幼虫に頭を向けて静止しています。腹端が翅に隠れて体長ははっきりしませんが、頭端から翅端まで約1.7mmです。
寄生バチに違いないと思ってしばらく見ているうちに、キジラミ幼虫に近づき触角で検査しているような動きを見せましたが、産卵には至らずやがて立ち去りました。こちらを警戒して産卵を断念したのかも知れません。
以前ヤツデの葉裏でやはりキジラミ幼虫に産卵していたヒメコバチ科の一種(?Tamarixia)と似ているので、同種または近い種だろうと思います。ただし前回は3月中旬、今回は10月末という違いがあります。
(2011年10月28日・明石公園)
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